2022年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL10622A04)
募集終了

国名
フィジー
職種コード 職種
B131 廃棄物処理
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
3代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2022/4 ・2023/1 ・2023/2 ・2023/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

地方行政省

2)配属機関名(日本語)

スバ市役所 保健課

3)任地( スバ市 ) JICA事務所の所在地( スバ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

スバ市はフィジーの首都で、人口は約10万人であるが、平日の生活人口は20~30万人規模である。同市役所の保健課はごみ収集サービスやレストランなどにおける食品衛生、排水に関する苦情処理、公衆衛生全般に関わる啓発活動などを行っている。市役所の年間予算16億円のうち、約4億円が保健課に割り当てられている。日本大使館の草の根無償資金協力により2013年にマーケットコンポストセンターが建設されている。また、2018年3月には廃棄物処理隊員の支援により、スバ市の廃棄物削減マスタープラン(2018-2027)が策定された。HP:http://suvacity.org/waste-management/

【要請概要】

1)要請理由・背景

スバ市は市街から排出される多くの廃棄物を、近隣の大規模処分場へ運搬し処分している。これにかかる事業経費が財政を圧迫しており、廃棄物の削減が喫緊の課題となっている。2007年以降、環境教育隊員の活動により、野菜市場から排出される廃棄物のコンポスト商品化、ホームコンポストの普及、縫製工場から捨てられた切れ端を再利用したエコバッグの販売など、多岐にわたる試みがなされ、徐々に定着しつつある。環境局が策定した廃棄物削減戦略に沿って、スバ市の廃棄物削減マスタープランも策定され、この10年間のプランに沿って2027年まで展開される事業の実施支援が期待されるため、JICA海外協力隊の要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先の同僚と以下の活動に取り組む。
1.廃棄物の管理・減量化のため、廃棄物削減マスタープランに従って事業を進める。
2.学校等における3Rの推進、コンポストを含む環境教育・啓発プログラムを実施する。
3.COVID等の感染症対策に対応できるよう、既存のプログラムの改定を行う。
4.マーケットにおけるコンポストを商品化する支援、運用コストの削減にかかる助言を行う。
5.廃棄物のデータ収集と分析のため、必要なデジタルプラットフォームを提案する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

執務机、PC(インターネット環境整備)、ロッカー

4)配属先同僚及び活動対象者

【配属先同僚】
・保健課長(男性)
・職員4名(男性3名、女性1名)
【活動対象者】
学校の生徒、マーケットの販売者、パイロットコミュニティの住民など

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:配属先が示す条件

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:業務に必要

[参考情報]:

 ・廃棄物処理の実務経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】