要請番号(JL10622B01)
募集終了

・2023/2 ・2023/3 ・2023/4 ・2024/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育・遺産・芸術省
2)配属機関名(日本語)
バ・プロビンシャル・フリーバード・インスティチュート
3)任地( ラウトカ市 ) JICA事務所の所在地( スバ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 5.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ラウトカ市は、首都スバ市のあるビチレブ島の西部地域に位置する、フィジー第2の都市である。配属先はラウトカ市街から5㎞離れた郊外にあり、1971年に国立高校として設立され、2010年に現在の校名バ・プロビンシャル・フリーバード・インスティチュートに改名された。生徒は9年生(日本の中学3年生)から13年生までの5学年、約800名が在籍している。教職員は校長を含め約60名。学力においては、2016年にフィジー全国162校中6位になるなど、文武両道を目指した教育に尽力している。2023年1月にラグビーアカデミーを設立予定であり、ジム施設も建設が計画されている。年間予算は約360万円。
【要請概要】
1)要請理由・背景
フィジー共和国では、ラグビーは最も人気が高いスポーツであり、世界ランクでも上位を占める。配属先のチームはフィジーのラグビー全国大会にて優勝経験のある強豪校である。しかし、選手は体格に恵まれている一方で、ラグビー専属のコーチがいないことから、トレーニング方法は十分な知識に基づくものではないため、怪我をする選手も少なくない。2023年には同校にラグビーアカデミーが設立される予定であるが、指導できる人材が同校の体育教師のみであるため、専門的な見地からの指導が求められ、隊員の要請に至った。戦略的に試合を行うゲームメイキングや基礎トレーニングの指導、さらには将来的なコーチやレフェリーの育成が期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
学校の体育教師とともに以下の活動を行う。
1.体力向上と維持を目的とした基礎トレーニング方法への助言を行う。
2.効果的な練習プランを提案する。
3.戦略的な試合展開理論を指導する。
4.コーチやレフェリーの育成を支援する。
5.必要に応じて監督やコーチ(体育教師)の指導力の向上にも貢献する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
ゴールポスト、ジム施設(基礎的な器具のみ)
4)配属先同僚及び活動対象者
<配属先同僚>
理事長:50代、男性
事務局長:60代、男性
<活動対象者>
体育教師:20代
ラグビーチームの生徒:約80名
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(指導経験)2年以上 備考:同僚への指導も含まれるため
[参考情報]:
・スタートコーチ取得必須
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
日本ラグビーフットボール協会公認資格のB級コーチを取得していることが望ましい。未取得の場合は、派遣までに同協会のC級コーチ(6時間の講習会、受講料は実費)を取得することが望まれる。