2022年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL10622B06)
募集終了

国名
フィジー
職種コード 職種
H131 栄養士
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
4代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/2 ・2023/3 ・2023/4 ・2024/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健・医療サービス省

2)配属機関名(日本語)

シンガトカ病院

3)任地( シンガトカ町 ) JICA事務所の所在地( スバ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

シンガトカ町は、首都スバのあるビチレブ島の南西部に位置する人口約7,000人の町である。配属先は、内科、小児科、産婦人科、理学療法科、眼科、歯科、栄養科(厨房を含む)、薬局、管理事務所を有しており、町で一番大きな公立病院である。病床数は74床、職員総数約150名。地区内5か所のヘルスセンターも管轄している。日本の援助としては、過去に青年海外協力隊員の看護師5名、理学療法士2名、栄養士3名の派遣実績があるほか、日本大使館の草の根無償資金協力事業で2010年に救急車が供与されている。栄養科の年間予算は約380万円。海外からの援助では、豪州による資金援助や米国のピースコー、韓国のKOICAによる協力がある。

【要請概要】

1)要請理由・背景

近年、大洋州諸国では、生活習慣病を中心とした非感染性疾患(NCDs:Non-Communicable Diseases)対策に取り組んでいる。フィジーでもNCDsが深刻な問題となっており、食生活改善や運動促進などのプロモーションが実施されているが、現場の栄養士不足などの問題もあり、コミュニティや学校など、地域への展開は十分行われていない。同配属先では2014年から3名の栄養士隊員が活動した。主にNCDs患者や母子への栄養指導、給食管理、ヘルスセンターや地域コミュニティでの活動支援などを行ったが、NCDs対策には息の長い取り組みが必要であり、隊員に対する期待は高いことから要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先の同僚栄養士、調理員と共に働きながら、以下の活動を行う。
1.NCDs患者を含む、外来および入院患者に対して、食生活や栄養摂取に関する正しい知識を指導する。
2.学校保健プログラムや地域での健診等の機会を通じ、住民に対する栄養改善についての啓発活動を行う。
3.NCDs月間や母乳育児促進週間、ワールドフードディなどのプロモーション活動やイベントの開催に協力する。
4.調理員に対し、衛生管理や特別治療食に関する地域向上のためのアドバイスを行う。
5.前任者が作成した教材を活かし、必要に応じて改訂する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

体重計、身長計、コレステロール・ヘモグロビン簡易測定器など

4)配属先同僚及び活動対象者

<配属先同僚>
栄養士(スパーバイザー):30代、女性、経験13年
ほか栄養士2名(臨床部門、公衆衛生部門)
<活動対象者>
NCDs外来患者、入院患者、コミュニティ住民、学校の教員および生徒

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(栄養士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:病院での勤務のため

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:同僚の経験年数が長いため

[参考情報]:

 ・病院勤務経験があると望ましい。

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】