2023年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL10623B08)
募集終了

国名
フィジー
職種コード 職種
C203 養蜂
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

青年・スポーツ省

2)配属機関名(日本語)

ナサウ・ユース・トレーニングセンター

3)任地( シンガトカ町ナサウ ) JICA事務所の所在地( スバ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

青年・スポーツ省が運営するユーストレーニングセンターは全国に5か所あり、その一つであるナサウセンターはシンガトカ町中心部から北東約6キロ、バスで15分ほどの場所に位置する、農業と木工の職業訓練を提供する機関である。ここでは失業者や学校を中退した若者に対し、自営や就職に必要なスキルを訓練することによって、セカンドチャンスを提供する役割を担っている。農業部門においては、1990年より同センター内を拠点としているOISCAからの支援を得て、有機農業にかかる職業訓練等も行っている。各コースの期間は10か月、受講者は約50名。日本大使館の草の根・人間の安全保障無償資金協力により、2022年12月に新校舎と教室備品が整備された。

【要請概要】

1)要請理由・背景

農業コースでは、農村部で自活できるスキルを中心に、有機野菜栽培や家畜飼育など、多岐にわたる内容を提供している。2014~16年にはシニア海外ボランティアが派遣され、養蜂の指導が行われていたが、担当者が退職したことや、2016年のサイクロンによる巣箱の壊滅的な被害が原因で、その後は停滞していた。農業省によると、フィジーの気候は養蜂に適しており、ハチミツの生産量は伸びる余地がある。また生活習慣病が社会問題化するなか、ハチミツがもたらす健康効果が注目されており、養蜂は大きな収益を生み出す可能性を秘めている。しかし、その指導を行える人材が限られており、スタッフの育成と生徒への指導が期待され、JICA海外協力隊の要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

センターの職員とともに、以下の活動を行う。
1.フィジーの気候・風土に合った養蜂技術確立への提案を行う。
2.配属先スタッフが農業コースにおいて養蜂のノウハウを指導できるよう助言を行う。
3.授業実習として生徒への指導を行う。
4.養蜂ビジネスに関する助言をし、零細企業振興や農業の副業として成立するような支援を行う。
5.木工コースと協働し、巣箱の作製を指導する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

オフィススペース、巣箱3箱

4)配属先同僚及び活動対象者

<配属先同僚>
農業担当講師3名(男性、30~40代)

<活動対象者>
18~35歳の生徒

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

英語

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:配属先要望

[参考情報]:

 ・養蜂以外で家畜等の知識があるとなおよい

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

住居は、配属先が提供する、敷地内にある寮となる可能性もある。寮の空きがない場合は近隣の町中央地域に居住し、バスでの通勤となる。