要請番号(JL10625B01)
募集終了
| ・2026/1 ・2026/2 ・2026/3 ・2027/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
水産省
2)配属機関名(日本語)
国立ナンドロロ水産研究所
3)任地( ナウソリ町ナンドロロ ) JICA事務所の所在地( スバ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
水産省は海洋水産資源の保全や食料安全保障、農村部の所得向上に向けて養殖業を推進しており、養殖推進のための技術研究の他、種苗の生産者への配布や養成方法の普及活動等を行っている。配属先は、淡水魚養殖の研究や普及に関してフィジーでも中心的な役割を担う国立の研究部門であり、ティラピア、ソウギョ、オニテナガエビ類等の親魚管理の他、生産者に向けた種苗の生産と配布、養殖池の整備や研修などのサービスも提供している。1980年代にJICAの支援により淡水魚養殖の技術支援が行われるとともに施設や機材が整備され、USP(南太平洋大学)やFNU(フィジー国立大学)、SPC(太平洋共同体)と連携した活動を行っている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
フィジーでは、沿岸海洋資源保護と食料の安定供給を目標に、淡水養殖の国内産業の発展に取り組んでいる。同水産試験場が生産するティラピア、ソウギョ、オニテナガエビ類の種苗は、フィジー国内の約500の生産者に配布され、そのニーズは増加しつつある。今後も良質な種苗の配布を維持するに当たり、親魚養成、種苗生産や成育管理の技術が必要とされている。同研究所は専門的な技術指導を必要とする若手職員で構成されており、これら職員の能力向上や地域養殖農家への技術的助言を通して、種苗生産の拡大や効率化が求められている。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
1.養殖淡水魚の種苗の安定的生産に必要な技術開発と種苗及び親魚養成に関する試験を計画し、その実施を支援する。
2.上記の業務を通じて、淡水対象種の養殖関連試験の基礎的な指導(養殖池スケジュール管理等)を行う。
3.地域養殖組合や養魚者向けのトレーニング実施に関する助言と活動支援を行う。
4.USPやFNU、SPCなどの外部協力機関と連携しつつ、必要に応じて水産省への助言も行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
一般的なオフィススペース、サーモスタット、ヒーター、オートクレーブ、飼育水槽、貯水タンク、養殖池、藻類培養室、飼料調製機器類
4)配属先同僚及び活動対象者
【配属先同僚【】
同僚研究員14名(30~40歳代が中心、うち数名は長期の経験有り、他は数年程度)
【活動対象者】
地域養殖組合メンバー
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:指導に必要な知識
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚と同等以上の知識が必要
[参考情報]:
・養殖の実務経験は必ずしも必要としない
・水棲生物(魚類中心)飼育経験者が望ましい
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
