2025年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL10625B02)

国名
フィジー
職種コード 職種
A101 コミュニティ開発
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2026/1 ・2026/2 ・2026/3 ・2027/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

水産省

2)配属機関名(日本語)

水産省西部地域事務所

3)任地( ラウトカ市 ) JICA事務所の所在地( スバ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 5.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

ラウトカ市は、首都スバ市のあるビチレブ島の西部地域に位置する、フィジー第2の都市である。配属先は西部地域の漁業資源管理(資源保護、漁業許可発給、漁業取締り)、養殖の普及促進(ミルクフィッシュ、ティラピア、海藻、真珠等)、漁業従事者への指導(水産資源利用、漁獲物の保存方法指導)、造船ドックでの船の補修、輸出品の許可、開発支援等の水産行政全般を総括しており、傘下に4つの地区水産事業所がある。配属先が管理しているラウトカ漁港は、日本の無償資金援助により1988年に建設され、2015年4月には日本大使館の草の根無償資金協力により水産物直売所(魚市場)が開設された。

【要請概要】

1)要請理由・背景

フィジーは300以上の島からなる水産資源に恵まれた国であるが、漁獲物の流通システムが不十分であり、品質管理(鮮度、衛生面)、経営管理(価格戦略、市場競争力)の体制づくりが課題となっている。各管理体制のソフト面の改善による漁業経営の枠組みづくりが必要とされており、マーケティング理論に基づいた実践方法を提案することにより、改善に向けた理解を図ることが期待され、隊員の要請に至った。JICAでは2020年12月から2025年3月まで技術協力プロジェクト「太平洋島嶼国のSDG14『海の豊かさを守ろう』プロジェクト」を実施し、配属先はこのプロジェクトと連携し、ラウトカ漁業協同組合の再建や、魚市場の活性化を行った。現在、同技プロの後続プロジェクトを形成中である。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

1.ラウトカ漁港内に開設された魚市場において、安定した運営に向けた支援を行う。
2.漁獲物の流通、品質管理(鮮度、衛生面)、経営管理(価格戦略、市場競争力)の体制づくりに助言を行う。
3.市場の適切なデータ収集と分析に協力する。
4.零細漁民の収益向上に向け、提案を行う。
5.水産物を利用した新商品開発とその販売促進による付加価値増大に協力する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

執務室、データ記録用PC

4)配属先同僚及び活動対象者

【配属先同僚】
上級水産官:40代、男性
水産官:30代、男性
【活動対象者】
漁業協議会、漁業協同組合
漁業従事者 300名

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

英語

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

[汎用経験]:

 ・(企業・自治体等での)業務調整の経験

[参考情報]:

 ・経営学やマーケティングの知識があると良い

 ・水産の知識は問わない

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】