要請番号(JL10625B03)
募集終了

2代目
・2026/1 ・2026/2 ・2026/3 ・2027/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健・医療サービス省
2)配属機関名(日本語)
シンガトカ病院
3)任地( シンガトカ町 ) JICA事務所の所在地( スバ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
シンガトカ町は、首都スバのあるビチレブ島の南西部に位置する人口約7,000人の町である。配属先は、内科、小児科、産婦人科、理学療法科、眼科、歯科、栄養科(厨房を含む)、薬局、管理事務所を有しており、町で一番大きな公立病院である。病床数は74床、職員総数約150名。地区内5か所のヘルスセンターも管轄している。日本の援助としては、過去に青年海外協力隊員の看護師5名、理学療法士2名、栄養士3名の派遣実績があるほか、日本大使館の草の根無償資金協力事業で2010年に救急車が供与されている。海外からの援助では、豪州による資金援助や米国のピースコー、韓国のKOICAによる協力がある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
フィジー政府は質の高い医療サービスの提供に取り組んでいる。2012年にフィジー保健省が独自で5S-KAIZEN-TQMのアプローチを導入し、看護人材へのトレーニング等の取組みを実施しているが、当該知識の不足、人材面のリソース不足やモチベーションの低下等の課題を抱えていた。そのためJICAは2019年より「5S-KAIZEN-TQMによる保健サービスの質の向上プロジェクト」を実施し、病院のマネジメント強化への協力を行っており、同病院はパイロットの一つとなっている。隊員は、現場配属先スタッフで構成されている質改善チームのファシリテーター等と協働し、実施体制構築と持続性の確保への貢献が期待されている。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
1.パイロット部署において5S活動-整理、整頓、清掃、清潔、躾の定着による業務活動の改善支援を行う。
2.院内研修への支援を行う。
3.院内のモニタリング評価への助言を行う。
4.病院の5S-KAIZEN-TQMチームの定期的な会合や院内における啓発活動への支援を行う。
5.他の同職種隊員と情報共有を行い、効果的な5S-KAIZEN-TQMの機能強化や持続的な活動対策に向けて協力する。
なお、Navosa/Nadroga地域だけでなく、フィジー西部地域での5S-KAIZEN-TQMの普及活動を行う可能性もある。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
マニュアル、啓発資料、執務机、コピー機、一般執務用具
4)配属先同僚及び活動対象者
【配属先同僚】
医師:40代、女性
TQMチーム多数
【活動対象者】
院内スタッフ
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:配属先希望
[参考情報]:
・病院等、医療機関での勤務経験は必須
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)