要請番号(JL10921A02)
募集終了
・2022/1 ・2022/2 ・2022/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
インフラ・持続可能なエネルギー省
2)配属機関名(日本語)
土木部門
3)任地( タラワ・ベシオ地区 ) JICA事務所の所在地( タラワ・バイリキ地区 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
インフラ・持続可能なエネルギー省は、道路・コーズウェイ(島間連絡道路)・橋梁・海岸護岸や病院・学校などの公共建築物、さらには水道・発電といった公共インフラの整備・建設・保守管理を担う省庁。日本の無償資金協力による「ベシオ・バイリキ間連絡道路(1985年)」、「南タラワ水産関連道路整備計画(2008年)」、「ニッポン・コーズウェイ改修計画(2016年)」や技術協力による「太平洋地域ハイブリッド発電システム導入プロジェクト(2016年)」の責任官庁でもある。同省には、これまで長・短期合わせて計4名の土木隊員を派遣した実績がある。配属先の土木部門には、約25名の職員が在籍中。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先は、道路、コーズウェイ、護岸、空港、学校、病院、橋梁等の建設・拡張・補修工事にかかる測量・設計・施工を担当している部署である。キリバス政府は、社会・経済インフラの整備を同国の最重要課題の1つとして掲げているものの、各種インフラの開発・維持管理業務を円滑に遂行することのできる人材が不足しているのが現状である。土木部門においても、トラック・油圧ショベル・ブルドーザ・タイヤローラ等の建設機械を多数保有する(一部、無償資金協力後に売却された建設機械あり)ものの、保守管理における十分な知識・技術・経験を有しているとは言い難い状況であるため、JICA海外協力隊の派遣要請がなされた。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.トラック・油圧ショベル等の建設機械保守管理における現地整備士への指導および助言
2.各種建設機械の整備マニュアル作成
3.離島訪問による建設機械保守管理業務の巡回指導
4.現地の状況を踏まえた建設機械の保守管理に関する政府への提言
5.その他、配属先が依頼する業務
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
保守管理機材全般。トラック(いすゞ GIGA CXZ77K6 2006年)、油圧ショベル(日立建機 ZX330LC-3 2008年)、ブルドーザ(CAT D6R 2007年)、その他多数。
4)配属先同僚及び活動対象者
・同僚整備士5名
(30~40代男性、専門学校卒、経験年数10~20年)
・土木部門職員20名
(20~40代、大半が男性、専門学校卒が多数、経験年数1~20年)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(専門学校卒)機械工学 備考:同僚に対する指導を行うため
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚に対する指導を行うため
[参考情報]:
・建設機械整備技能士
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
住居は他の同性隊員又は他国の同性ボランティアと同居になる可能性がある。生活使用言語は現地語(キリバス語)を使用することになり、赴任後の現地語学訓練にて学習する。