要請番号(JL10925A05)
募集終了



4代目
・2025/3 ・2026/1 ・2026/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
雇用・人材開発省
2)配属機関名(日本語)
キリバス船員養成校
3)任地( 南タラワ ベシオ ) JICA事務所の所在地( テオラエレケ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
船員養成校は主に商船の乗組員を要請するためにキリバス政府が1967年に創立した職業訓練機関。漁船の乗組員の養成機関であった漁船員養成校(FTI)が2015年に本配属先に統合された。統合後の配属先の年間予算はAUD3.6百万。総スタッフ数83名、訓練生は常時100 150名。船員養成コース(1年半)、漁船員養成コース(6か月)のほか、船員資格取得コースなどの短期研修も年間20コース以上実施されている。ニュージーランドからの支援により施設・機材整備やボランティアが派遣されている。これまでに4代の日本語教育隊員、料理隊員も3代派遣されている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
雇用機会が少ないキリバスでは外国船での就労は主要な就職先であり、重要な外貨獲得手段となっている。日本の主にカツオ一本釣り漁船で現在も卒業生が年間20名程度の新規雇用されている。漁船員養成コースでは、日本語の運用能力学習が必須となっており、訓練期間中を通じて継続的に日本語の授業が行われている。配属先に基本的な教材は揃ってるが、就職後は漁船という環境の中で日本人と寝食を共にしながら働くため、実用的な日本語の習得に加え、日本人の生活習慣、日本文化などに関する基本的な理解をするための協力が求められている。また、キリバス人日本語教師が2名おり、協力隊員による指導法や教材開発に関する助言も期待されている。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
1.同僚教師2名とともに、漁船員養成コースの訓練生に対して、日本語の授業を実施する。
2.キリバス人日本語教師の指導法や教材開発に協力する。
3.日本人の生活習慣や日本文化に関する基本的な理解促進を図る。
4.ネイティブとのコミュニケーションをつうじて、基本的な技術情報を聞き取る力をつける協力をする。
5.特にカナ・簡単な漢字の理解、発音、文法、敬語などについて指導への協力。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
教科書「みんなの日本語初級」、PC,プリンタ、プロジェクター、ホワイトボードなど
4)配属先同僚及び活動対象者
日本語教師: 40代、男性、教師経験20年、JLPT N3レベル、訪日研修参加あ経験あり。
日本語教師アシスタント: 40代、男性、教師経験15年、JLRT N3レベル、訪日研修参加なし。
漁船員養成コース訓練生: 各期約50名、男性、18-30代、日本語は全員初心者。
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:(日本語教育に関する資格)
[性別]:(男性) 備考:訓練生も同僚も男性のため
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(指導経験) 備考:授業を担当するため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
生活言語は現地語(キリバス語)を使用する多雨、赴任後に現地語学訓練で基礎を学習する。