2022年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL11222B06)
募集終了

国名
マーシャル
職種コード 職種
H105 看護師
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
18代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/2 ・2023/3 ・2023/4 ・2024/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健福祉省

2)配属機関名(日本語)

マジュロ病院

3)任地( マジュロ環礁デラップ地区 ) JICA事務所の所在地( マジュロ デラップ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.7 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、マーシャルに2つある国立病院の1つで国内最大の総合病院である。院内に保健福祉省を併設しており、パブリックへルスクリニック、プライマリーヘルスクリニック、ヘルスプロモーション部署など同省管轄の他部門も設置されている。1日あたり外来患者は約75名、入院患者約60名程度。病床約100床、医師約20名。看護師約90名、3交代制で24時間365日勤務している(2019)。内科・整形外科・眼科・産婦人科・小児科・歯科等から成る。予算規模は、年間あたり3300万USD(2022)で、日本や台湾、米国、オーストラリアからも様々な支援を受けている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

マーシャル国民の糖尿病罹患率は20%、肥満率は40%を超え、その値は年々上昇している。患者は、合併症である心筋梗塞、心不全、脳梗塞、腎不全等で死亡するケースが増えており、下肢切断となるケースも多く、合併症予防を含めて入院患者へのケアの必要性が高まっている。当国唯一の短期大学には、看護学科はあるものの、日本などに比べて教育レベルは高くなく、そこで教育を受けた看護師による入院患者への支援は十分とは言えない。また、病院の人材不足は深刻で、フィリピンやフィジーなどの外国人医療人材を雇用することで補っている。フィジー等の支援により、現場での看護師育成が進められていたが、コロナ禍による業務量の増大によって進んでおらず、慢性的な人材不足は改善されていない。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

必要に応じて以下の活動のうち可能なものから実施する。それぞれ、スーパーバイザー的な役割が求められている。
1.病棟巡回指導を通して、看護現場の現状調査、及び問題点の抽出を行う。
2.看護師、准看護師、看護助手に対し、看護の質の向上、業務効率化を図るための勉強会、セミナーを実施する。
3.生活習慣病等で入院する患者へのケアに対して、看護技術の指導を行う。
4.関係する医療援助機関とも協力をしながら、今後の看護教育の方向性を提案する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

ノートPC(英語版)、プロジェクター、プリンター、蘇生人形、AED

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
看護部長(女性、40代)
各病棟の副看護部長約9名、
看護師約100名

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(看護師)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:実践的な指導力が必要なため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

訓練言語と現地語学訓練言語が異なる。現地語については、現地語学訓練期間に語学研修を行う。