2022年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL11222B07)
募集終了

国名
マーシャル
職種コード 職種
H108 臨床検査技師
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/2 ・2023/3 ・2023/4 ・2024/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健福祉省

2)配属機関名(日本語)

マジュロ病院

3)任地( マジュロ環礁デラップ地区 ) JICA事務所の所在地( マジュロ デラップ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.7 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、国内最大の総合病院である。院内に保健福祉省を併設しており、パブリックへルスクリニック、プライマリーヘルスクリニック、ヘルスプロモーション部署などが設置されている。外来患者は1日約75名、入院患者は約60名程度。病床約100床、医師約20名。看護師約90名、3交代制で24時間365日勤務している。内科・整形外科・眼科・産婦人科・小児科・歯科、臨床検査室を備えており、室長と2名の研究者が同僚となる。予算規模は、年間あたり3300万USD(2022)で、日本や台湾、米国、オーストラリアからもCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)に関する様々な医療器材などが供与されている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

臨床検査室では、診断、治療に必要な血液学、生化学、免疫学、微生物学に関する各種検査及び輸血に必要な支援を24時間体制で実施している。また、海外渡航者、漁業関係者の入国に対するPCR検査を実施しているが、渡航者等の増加に伴い、日々の検査数も急激に増加しており、PCR検査の適正な実施管理や検査室スタッフへの基礎トレーニングが必要となっている。また、検査室内に分子生物学診断ユニット(Molecular Diagnostic Laboratry Unit)が立ち上がったが、その運用に必要な知識、経験を積んだ技師等が不足しており、スタッフへの教育指導が急務となっている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

以下の活動のうち可能なものから実施する。
1.PCR検査機器の操作、保守管理について指導する(機器の評価、査定、キャリブレーション含む)。
2.検査及び検査機器に関するスタッフトレーニングの実施。
3.標準作業手順書(Standard Operating Procedures:SOP)の評価、見直し。
4.分子生物学診断ユニットの管理、運営に関する助言(バイオセーフティ、バイオセキュリティマニュアルの評価整備等含む)。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

自動遺伝子解析装置: GeneXpert DX System,16-Module (Cepheid SAS)、LightCycler 480 System II (Roche Diagnostics)

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
検査室長(Laboratory Manager、男性、50代)
研究者(Medical Lab Scientist、女性、30代)2名

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

言語問わず(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(臨床検査技師)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)保健医療 備考:業務内容に大卒の知識が必要

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:実践的な指導力が必要なため

[参考情報]:

 ・分子生物学に関する知識や経験が必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

訓練言語と現地語学訓練言語が異なる。現地語については、現地語学訓練期間に語学研修を行う。