2023年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL11223A01)
募集終了

国名
マーシャル
職種コード 職種
F201 観光
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/4 ・2024/1 ・2024/2 ・2024/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

天然資源商業省

2)配属機関名(日本語)

マーシャル諸島リゾート(MIR)

3)任地( マジュロ環礁デラップ地区 ) JICA事務所の所在地( マジュロ デラップ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先はハワイの民間企業が2004年に撤退した際に国営化された国営ホテルで、客室数150室(シングル37室、ダブル113室)、年間利用者数は約38,000名で、併設されているレストランの利用者は約60,000名となっている。スタッフは総勢約120名、内フロント部門11名、客室管理部門22名、料飲部門24名、清掃部門10名、セキュリティ部門8名である。同国内における大規模宿泊施設は配属先を含め2軒しかなく、会議やイベント等はほとんどが配属先ホテルで実施されている。年間予算は約400万ドル(2019年)。JICA海外協力隊の受入れは初めてである。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当国において観光業は数少ない産業の一つであり、政府は力を入れて取り組んでいる。しかし、国内には高い接客サービスを提供する宿泊施設や飲食施設は少なく、ホスピタリティを学べる職業訓練校もないため、サービス水準を高めることは容易ではない。配属先は国内最大の宿泊施設であり、要人来訪時には必ず利用されるホテルであるが、海外からの利用客が満足できる水準には至っていない。総支配人と人事部長は、接客サービス向上を目指しているものの、スタッフに対する十分な指導ができていない。ホスピタリティ精神をスタッフに学ばせ、サービス向上につなげることを目的に本要請に至った。まずは現地人ののんびりした気質を理解しながら、現場スタッフのサービス改善への意識を高めることから始める。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

接客サービス向上の指導員として以下の活動を行う。
1. フロントデスク、客室清掃、レストランなど、ホテル内の全接客サービスの改善を行う。
2. レストランへの衛生面やメニューに助言する。
3. 顧客からの苦情やクレームを減らすための提案をする。
4. 月1回程度、ホテルスタッフを集めてホスピタリティ講習を開く。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

ホテル会議室、プロジェクター

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
宿泊部門マネージャー(男性/30代/高卒/経験15年)
料飲部門マネージャー(女性/30代/高卒/経験10年)
料飲部門副マネージャー(女性/40代/高卒/経験15年)

活動対象者:
従業員約120名

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(専門学校卒) 備考:専門知識を必要とするため

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:経験に基づく指導が必要なため

[汎用経験]:

 ・ホテル業界での料飲部門での実務経験

[参考情報]:

 ・ホテル業界での実務経験は必須

 ・料飲サービスでの実務経験があると尚良い

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

訓練言語と現地語学訓練言語が異なる。現地語(マーシャル語)については、現地語学訓練期間に語学研修を行う。