2023年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL11223A06)
募集終了

国名
マーシャル
職種コード 職種
G157 日本語教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
15代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/4 ・2024/1 ・2024/2 ・2024/3
配属先外観 過去の日本語授業の様子1 過去の日本語授業の様子2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育スポーツ訓練省

2)配属機関名(日本語)

マーシャル諸島短期大学(CMI)

3)任地( マジュロ環礁ウリガ地区 ) JICA事務所の所在地( マジュロ デラップ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 0.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、一般教養や教育、看護などの准学士取得のための学部に加え、社会人向け教育機関や大工等の職業訓練機関としての役割も持つ、当国唯一の国立大学である。2018年より初等教育学科にて学士取得コースも設立された。アメリカ人、フィジー人、フィリピン人等、多国籍な教授・講師陣が、高レベルの教育水準を保っている。全学生数は約1200名(2021年)。教授・講師陣は56名、その他スタッフは125名。前期8月~12月、後期1月~6月の2期制である。日本語教育隊員派遣は、1992年からこれまで14代(直近は2018年度)に渡り続いている。年間総予算約1,210万米ドル(2021年)の多くは、米国を始めとした海外からの助成金である。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当国は歴史的な背景から日本にゆかりのある人々や文化が残っている。配属先の日本語教育は約30年に渡り隊員の支援で実施されており、一般教養課程の単位認定科目となっている。日本語をゼロから学ぶ学生がほとんどであるため、入門1.2・基礎クラスが実施されている。しかし、日本語クラスを担当する講師は、隊員のみであり、隊員に代わり得る現地日本語講師の誕生には未だ至っておらず、日本語教育継続のため本要請に至った。過去に活動した隊員は、継続した教育を目指して教科書を選定したため、後任隊員には同教科書を用いた授業が求められる。また配属先と交流協定のある琉球大学を始めとし、いくつかの日本の大学との文化交流や留学プログラムを実施した実績があり、その支援も求められている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1. 教材『まるごと入門A1活動/理解』を用いた日本語入門・基礎3~5クラスに対し、週各2コマ(1コマ85分)を実施する。
2. 日本文化紹介に関連するイベントを企画・運営する。
3. 大学間交流や留学プログラムのある日本の大学との連携を支援する。
4. 日本大使館が主催する日本語履修校合同のスピーチコンテストの実施に協力、参加者の指導、運営補助を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

教科書『まるごと入門A1活動/理解』、ノートPC、共有コピー機、教室設置プロジェクター、学習管理システム「moodle」、隊員には教員棟に執務室が与えられる。

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
学部長(フィジー人)、一般教養課程学科長
※現段階で日本語クラスを担当する同僚はおらず隊員中心の活動となる。

活動対象者:
日本語クラス学生(18歳~)約40-50名

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(日本語教育に関する資格)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:大学講師となるため

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:大学講師となるため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

学内では情報交換や学習管理にmoodleというオープンソースのeラーニングシステムを利用する。
訓練言語と現地語学訓練言語が異なる。現地語(マーシャル語)については、現地語学訓練期間に語学研修を行う。