2023年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL11223B12)
募集終了

国名
マーシャル
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
4代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1
職員室 校長先生 4年生の教室の様子1 4年生の教室の様子1 4年生の教室の様子1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育スポーツ訓練省

2)配属機関名(日本語)

イバイ小学校

3)任地( クワジェリン環礁イバイ地区 ) JICA事務所の所在地( マジュロ デラップ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+船 で 約 5.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、クワジェリン環礁内7校の公立小学校の内、最大の小学校である。幼稚園から5年生(4-11歳)まで約800人の児童が在籍しており、1-2年、3-4年、5年生と、3つの校舎に分かれている。また同敷地内には6-8年生の中学校校舎も併設されている。3年生、6年生、8年生の修了時に進級試験がある。教員数は幼稚園と小学校併せて約40名で、小学校及び中学校は学級担任制であり、現地教員は全科目の指導を行っている。過去3名の隊員派遣実績(直近2019年度、小学校教育)があり、チームティーチングを通じての協働と授業展開を基盤に、教員の指導能力の向上と児童の学力向上等に寄与した。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当国の子供達の算数の学力低迷は深刻な問題であり、初等教育での算数の理解不足がその後の中・高等教育における数学不振に大きく影響している。現地教員の基礎学力の低さと技術力不足もその要因で、隊員は自らの授業を通して児童の算数学力向上を支援すると共に、現地教員に対する資質のレベルアップのための協力が求められている。特に、クワジェリン環礁の高校における数学力は非常に低く、それは小学校での算数教育に原因があるとされている。小学校教員を対象とした算数授業手法改善取り組みを支援する必要があることから、隊員の継続要請が行われた。また、同校の副校長はJICA研修員として日本で学んだ経験があるため、JICA事業への理解は深い。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先の3年生と4年生の教員に対する助言等を通じ算数に関する指導力向上に協力する。
1. チームティーチングを通して、現地教員の算数の知識・技術・指導能力を向上させる。
2. 教育スポーツ訓練省が実施する現地教員向け研修会(オープンクラス)に参加し、教授手法改善への提案、支援活動をすることもある。
3. 可能であれば3年生の九九定着を目指す取り組み(100%ゴールテスト※)を、現地教員や他隊員と協力して進める。
4. 必要に応じ隊員が作成したマーシャル語のワークブックを活用して、授業支援を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

コピー機、図書室、コンピュータ室等

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:校長 男性 50代、副校長 女性 40代
小学校教員40名(30-40代中心)
活動対象者
主に3年生と4年生の教員および児童
※3年生4クラス、児童数約25名/クラス
※4年生2クラス、児童数約25名/クラス


5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)教育学 備考:同僚への指導のため

[経験]:(教員経験)2年以上 備考:経験に基づいた指導が必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

訓練言語と異なる現地語(マーシャル語)は現地語学訓練期間に語学研修を行う。人口密集地の島であり全ての現地人が繋がりを持っているため、その環境を楽しめることも大切である。 ※100%ゴールテストは、反復学習等を通じて児童の基礎計算能力の向上を目的にする、過去隊員が受入省庁と共に開始した取り組みである。