2025年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL11225B04)
募集終了

国名
マーシャル
職種コード 職種
G157 日本語教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
16代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2026/1
書道に取り組んだ際の満面の笑顔 熱心に学習に取り組んでいる学生 授業風景 授業風景 授業風景

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育スポーツ訓練省

2)配属機関名(日本語)

マーシャル諸島短期大学(CMI)

3)任地( マジュロ環礁ウリガ地区 ) JICA事務所の所在地( マジュロ デラップ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 0.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は国内唯一の国立大学であり、ビジネス研究・教養・看護など準学士取得のための学部に加え、社会人向け教育機関や職業訓練機関としての役割もを持つ。初等教育学部など学士取得のための学部もある。配属先学生が国内と世界の両方で活躍するための知識や技術、価値観等の醸成等をねらいに質が高い教育の提供に努めている。学生数は約1,200名であり主にマーシャル人である。アメリカ人やフィリピン人など多国籍な教授・講師陣は約60名である。これまで15名の日本語教育隊員を派遣し、2024年度派遣の直近隊員は日本文化紹介を取り入れた授業実施に加え、日本の大学との交換留学対応や高校との交換授業等を実施した。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当国には歴史的な背景から日本に縁ある人々や文化が残っている。配属先の日本語教育は約30年に渡る隊員活動で実施されており、一般教養課程の単位認定科目になっている。日本語をゼロから学ぶ学生がほとんどであるため、入門1.2・初級クラスが実施されている。配属先は、日本語と日本文化に対する学生の関心やグローバル人材育成の必要性の高まりなどへの対応の一環で日本語授業を設けているが、現地日本語講師はおらず日本語授業を担当する講師は隊員のみであるため、日本語教育継続のため本要請に至った。普段の授業実施に加え、学生が日本文化を体験できるイベントやスピーチコンテストの企画運営等が強く期待されている。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

学科長等との相談等を通じ、主に以下活動に取り組む。
1. 教材『まるごと入門A1かつどう/りかい』を用いた日本語入門・初級3-5クラスに対し、週各4コマ(1コマ85分)を実施する。
※配属先は前期(8-12月)と後期(1-6月)の2期制であり、日本語クラス1クラス学生数は10-20人である。
2. 日本文化体験に関連するイベントを企画・運営する。
3. 大学間交流や留学プログラムがある日本の大学との連携、日本の高校等との交換授業を支援する。
4. 日本大使館が主催する日本語履修校合同のスピーチコンテストの実施に協力、参加者の指導、運営補助を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

教科書『まるごと入門A1 かつどう/りかい』、ノートPC、共有コピー機、プロジェクターや電子黒板、学習管理システム「moodle」、隊員には教員棟に執務室が与えられる。過去隊員の教材等多数あり。

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚: 教務部長(30代男性、数学専門、フィリピン人)、リベラルアーツ学部学科長(30代男性、人文社会科学選専攻、マーシャル人)
※現段階で日本語クラスを担当する同僚はおらず隊員中心の活動になる。
活動対象者:日本語クラス学生(18歳~)男女10-20名以上

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(日本語教育に関する資格)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:大学講師となるため

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:大学講師となるため

[参考情報]:

 ・基礎的なPCスキル(必ず)

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

訓練言語と異なる現地語(マーシャル語)について現地語学訓練期間に語学研修を行うが、継続した自主学習が必要である。2025年度に他配属先派遣予定の日本語教育職種隊員との連携も期待されている。