要請番号(JL11522B01)
募集終了
5代目
・2023/2 ・2023/3 ・2023/4 ・2024/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
ポンペイ州教育局
2)配属機関名(日本語)
オーミネ小学校
3)任地( ポンペイ州コロニア ) JICA事務所の所在地( ポンペイ州コロニア )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、州の中心地にある大規模校である。幼児教育部及び6-14歳の1-8年生(日本の中学2年生に相当)の生徒約800名が通学、約40名の教職員が勤務している。各学年は4クラスあり、1クラスの生徒数は約20-25名。1-4年は学級担任制、5-8年は教科担任制である。ポンペイ語(国語)、英語、算数/数学、理科、社会の5教科を教えている。学期は、8月末開始・6月終了の4学期制。同校の年間予算は、約42万米ドル(5,700万円)。また、アジア開発銀行による、算数・言語能力向上プロジェクト(2013-2015)の実施対象校であった。前任青年海外協力隊員は2019年7月から2020年3月まで派遣されていた。
【要請概要】
1)要請理由・背景
当国では、生徒の算数の基礎学力の低さが顕著であり、教員の指導能力の改善が課題となっている。JICAは各州の複数の学校へ小学校教育隊員を派遣。隊員は、配属校での低中学年を対象とした授業活動に加えて、配属先による任地の実状に合わせた研修会等の実施を支援し、生徒の算数の基礎知識と技術定着及び教員の指導力向上を図っている。前任者は、低学年を中心に支援を行っていた。同州では、他校と教育局への隊員派遣も検討中であり、連携した活動を期待している。同校には、これまでの隊員の協力により指導力が向上した教員や指導法の習得に関心のある教員が在籍するが、現地教員のみでは指導力向上の取り組みを継続することが難しく、本要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.同僚教員と共に、算数の授業を担当し、生徒の基礎学力向上を図る(前任までは主に低学年対象の指導が中心であったが、6年生等の比較的高学年への指導も期待されている)。
2.同僚教員と共に、算数について、より良い授業方法(教材や授業計画の作成・活用を含む)を実践し、教員の能力の向上を図る。
3.同僚教員、他隊員、教育局担当者と協働し、研修会等を企画、実践してポンペイ州の教員の指導力向上を図る。
4.得意分野に於いて、課外活動の指導を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
机、椅子、PC、プリンター、算数キット、インターネット環境(職員室のみ)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:校長(40代男性、修士)、副校長(50代女性、大卒)、教務主任2名(40代男性、50代女性)、各学年主任、教諭(担任、教科担任、特別支援担当)、事務職員
活動対象者:教職員計40名、児童
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(教員経験)3年以上 備考:教員への指導、助言を行うため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~33℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
任地での現地語学研修では、英語を使用して現地語(ポンペイ語)を学習する。配属先では英語での活動が可能だが低学年の児童は英語を理解することが難しいため、現地語を自発的に習得する姿勢が望ましい。