要請番号(JL11523A02)
募集終了
2代目
・2024/1 ・2024/2 ・2024/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
チューク州政府教育局
2)配属機関名(日本語)
アコイコイ小学校
NGO
3)任地( チューク州ぺニア ) JICA事務所の所在地( ポンペイ州コロニア )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
幼児部(4~5歳対象)と小学校の部(日本の小学校1年生から中学2年生対象)の児童生徒を対象に無償で教育を提供しているチューク州教育局から認可を受けたNPO法人である。チューク州の教育カリキュラムに沿った授業を実施しているが、特に英語教育に力を入れている。全校生徒は135名程度。コロナ禍前は国内外のボランティアを含め7名の教員がいたが現在は4名に減少し校長の家族が授業を行っている。小学校があるチューク州ぺニア地区は、一人当たりの所得平均は1日1ドルを下回る貧困地区であるが、教育水準が低く、就職率が低いことから、教育を強化して青少年の健全な育成を目指している。英語教育に力を入れているため、ミクロネシア地域随一の進学校(ザビエル高校)への入学者も数名輩出している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
当小学校には、50名程度の特別支援教育が必要な児童生徒がいる。症状は多岐にわたり、自閉症スペクトラム障害、難読症、弱視、難聴、注意欠陥障害、注意欠陥多動症などがある。自閉症以外の児童生徒については、医師による診断の機会がないので、現地の教員が子供たちとの関わりの中で判断している。教員には、特別支援教育の専門知識を持った者がいないため、隊員を要請し、児童生徒への指導と共に、現地教員へ彼らとのかかわりについての指導も求められている。学校では、インクルーシブ教育を取り入れており、同じ教室の中で、ともに授業を受けているため、隊員はその中での活動がメインとなるが、特別支援クラスが必要と判断されれば、教室を別に設ける準備もある。コロナ禍前は7名居た教員が4名に減少し、特別支援教育が必要な生徒数は2倍以上に増えており、支援が必要な状況になっている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.特別支援が必要な児童生徒約50名の授業中のサポートを行う。
(1クラス15名程度のクラス規模に4~5名の特別支援が必要と思われる児童生徒が含まれている)
2.同僚教員と保護者へ対し、特別支援が必要な子供たちへの理解、接し方の方法をアドバイスする。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
PC、プリンター、プロジェクター、iPad、Kindle、教科書
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
校長: 30代 女性 経験10年 ソーシャルワーカー (学校設立者の娘)
教員:
学校設立者の60代の男性(校長の父親、米国人)
校長の30代の弟、30代の従兄弟
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(特別支援学校教諭)
(小学校教諭)
[性別]:(男性) 備考:女性を対象とした住居等確保が困難
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:指導的な立場になるため
[汎用経験]:
・障害者を対象とした活動経験
・特別支援学級での活動経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~32℃位)
[通信]:(インターネット可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
ホームステイ(現地の一般家庭で寝食を共にしながら共同生活する)の可能性がある。現地語(チューク語)の研修を実施予定。