2023年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL11523A03)
募集終了

国名
ミクロネシア
職種コード 職種
C103 野菜栽培
年齢制限
活動形態
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/1 ・2024/2 ・2024/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

チューク州政府

2)配属機関名(日本語)

NGO チューク女性協議会(CWC)
NGO

3)任地( チューク州ウエノ ) JICA事務所の所在地( ポンペイ州コロニア )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は女性が自立することを目的とし、健康増進活動、ジェンダーや環境問題、伝統工芸の保護等に取り組んでいる団体で,1991年にNGO登録されている。裁縫、外国語指導を行い、ハラスメント被害のカウンセリングなど現地のコミュニティ-に密接した女性支援に実績がある。2011年11月に草の根・人間の安全保障無償資金協力により、活動拠点としての女性自立・健康増進活動支援多目的施設(Youth and Family Learning Resource Center)が完工した。同会の会員数は約1,000名。同NGOは、日本の他にも支援団体を募っている。URL:http://www.cwcfiinchuuk.org/

【要請概要】

1)要請理由・背景

当国では食料は輸入に頼るところが大きく、新鮮な野菜が少なく又高額であるため現地の人には手に入り難い。一方輸入食品は加工食品が多く、脂肪や塩分・糖分の摂取が過多となる。女性80%、男性58%が肥満もしくは体重過多であると報告されており、平均寿命も極めて低く、死因の第1位は糖尿病、次いで心筋梗塞などとなっており、生活習慣病が大きな課題になっている。配属先は、自宅の庭などで、野菜を栽培し、健康によい新鮮な野菜を家庭で取得できることを目指している。当地の気候風土に合った健康に良い種類の野菜を選び、その栽培方法を学び、活動拠点の庭で栽培し、最適と思われる種類の野菜と栽培方法を地域住民に家庭で育て食するよう提案・指導を行う。そのために野菜栽培の知識のあるボランティアの支援を要請された。自ら育て採取した野菜の調理方法の提案も期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

*野菜栽培の指導は、活動先職員、地域ボランティア、近隣住民など、野菜栽培の知識が皆無の人たちが対象。
1.現地の気候・風土(熱帯雨林気候で高温多雨)に合った、又一般家庭で栽培しやすい野菜の種類を提案する。
2.活動拠点での、野菜の栽培に関する育種・育苗・土壌の管理・雑草防除・収穫などの一連の技術を活動先職員・ボランティアへ指導。
3.地域住民へ、野菜の食品としての栄養価値や料理法の啓蒙や保護を行う。
4.地域住民へ、栽培に関する技術指導。
5.夏期学校休暇の間、日本語を週に数コマ、(野菜栽培の空いている時間に)学生20名程に指導する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

机、椅子、コピーなど事務機器、栽培用具

4)配属先同僚及び活動対象者

会長代理(女性30代)1名
職員:7名 現地ボランティア:4名
同会の会員数は約1,000名(学生、母親、コミュニティーメンバーなど)

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

英語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(男性) 備考:女性を対象とした住居等確保が困難

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:提案、指導をするので

[参考情報]:

 ・農業実習, 野菜栽培経験でも可

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~32℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

コミュニティーの人たちと話す機会が多くあるので、現地語チューク語ができるとよい。現地語(チューク語)の研修も実施予定である。