2023年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL11523B06)
募集終了

国名
ミクロネシア
職種コード 職種
D234 船舶機関
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2025/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

外務省

2)配属機関名(日本語)

ミクロネシア短期大学附属ミクロネシア連邦水産海事学校

3)任地( ヤップ州コロニア ) JICA事務所の所在地( ポンペイ州コロニア )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 12.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

同国唯一の海事教育機関として、同国の経済活動及び安全保障上の重要な海事人材の育成を目指し、1999年に設立された。JICAの技術協力を通じたカリキュラムや教材の整備、教員育成等の支援を受け、航海及び機関に関する2学科の2年制コースを開講しており、年間50人前後の学生を受け入れている。コースは「航海科」と「機関科」の海技資格5級コースと4級コースがある。講義と実習から成り立ち、機関科の実習は「生存訓練」、「消化訓練」、「ファーストエイド」、「労働安全衛生」、「GMDSS」、「機関実習」等を行う。

【要請概要】

1)要請理由・背景

全世界の海技免許を有する船舶職員は、2025年に, 147,500人不足すると予想されており、世界的に海事人材の確保が懸念材料になる中、大洋州に於ける海事人材育成の必要性は喫緊の課題である。そのため、同校に対しては、海事教育機関を有しないパラオや船舶職員養成コースを有しないマーシャル諸島からの期待も高く、ミクロネシア地域の海事教育訓練の中核機関としての役割が期待されているが、教員の数及び経験・知識レベルが課題となっている。JICA海外協力隊には、機関科に於いて、海技資格5級コースと4級コースの生徒の指導と共に、同コースの教員の育成を行う支援が求められている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1. 担当教員又は選任アシスタントと共に、機関科海技資格5級と4級クラスにて講義及び実習の指導を行う
2. 同校の機関選任アシスタントへ教員能力強化研修の一環として教授方法、教科書、パワーポイント資料などの紹介をし、今後の座学、実習の指導の向上を目指す
3. 同校の教員へ、教授方法の指導を行う
4. 同校生徒の就職支援について、アドバイスを求められることもある
*数週間にわたる海洋実習には、隊員は参加しない

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

ボイラー訓練用教材、救命艇関連装置、Liferaft and stand, 高速救助艇、無線機、Shock Absorber、消防員装具、RADAR/ARPA simulator, 専門書籍

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚: 学校長(ドイツ船社の乗船経験あり)、教員2名、機関科専任アシスタント2名

活動対象者:同校生徒、校長、教員、航海科専任アシスタント

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

英語

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(高等専門学校卒) 備考:教員を指導するため

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:実習を指導するため

[参考情報]:

 ・免許:3級海技士(機関)必ず

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~33℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

活動及び生活言語は英語であるが、赴任後、英語を使用して現地語(ヤップ語)を30時間学習する機会がある。隊員の住居は学校の寮となる可能性がある。本応募期では同水産海事学校の要請(海運・航海)もあげており、一緒に活動する可能性がある。