2023年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL11523B10)
募集終了

国名
ミクロネシア
職種コード 職種
I102 障害児・者支援
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

チューク州政府教育局

2)配属機関名(日本語)

アコイコイ小学校
NGO

3)任地( チューク州ぺニア ) JICA事務所の所在地( ポンペイ州コロニア )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 2.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

幼児部(4~5歳)と小学校部(日本の小学校1年生~中学2年生)の児童生徒を対象に無償で教育を提供している。チューク州教育局から認可を受けたNPO法人で、チューク州の教育カリキュラムに沿った授業を実施している。全校生徒135名程度。コロナ禍前は国内外のボランティアを含め7名の教員がいたが現在は4名に減少し、校長の家族が授業を行っている。学校があるぺニア地区の一人当たりの平均所得は1日1ドルを下回る貧困地区であり、教育水準、就職率ともに低く、教育強化による青少年の健全な育成を目指している。特に英語教育に力を入れているため、ミクロネシア地域随一の進学校(ザビエル高校)への入学者も数名輩出している。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当校には、50名程度の特別支援教育が必要な児童生徒がいる。症状は、自閉症スペクトラム障害、難読症、弱視、難聴、注意欠陥障害など多岐にわたっている。自閉症以外の児童生徒については、医師による診断の機会がないので、現地の教員が子供たちとの関わりの中で判断している。特別支援教育の専門知識を持つ教員がいないため、隊員には児童生徒への指導と共に、現地教員に対する彼らとの関わり方の指導も求められている。学校では、インクルーシブ教育を取り入れているため、隊員はその中での活動がメインとなるが、特別支援クラスが必要と判断されれば、教室を別に設ける準備もある。特別支援教育が必要な生徒数が2倍以上に増えているにも係わらず、教員は減少したため支援が必要な状況になっている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.特別支援が必要な児童生徒約50名の授業中のサポートを行う。
(1クラス15名程度のクラス規模に4~5名の特別支援が必要と思われる児童生徒が含まれている)
2.同僚教員と保護者へ対し、特別支援が必要な子供たちへの理解、接し方の方法をアドバイスする。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

PC、プリンター、プロジェクター、iPad、Kindle、教科書

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
校長: 30代 女性 経験10年 ソーシャルワーカー (学校設立者の娘)
教員:
学校設立者の60代の男性(校長の父親、米国人)
校長の30代の弟、30代の従兄弟

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

英語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(特別支援学校教諭)
    (小学校教諭)

[性別]:(男性) 備考:女性を対象とした住居等確保が困難

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:指導的な立場になるため

[汎用経験]:

 ・障害者を対象とした活動経験

 ・特別支援学級での活動経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~32℃位)

[通信]:(インターネット可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

ホームステイ(現地の一般家庭で寝食を共にしながら共同生活する)の可能性がある。現地語(チューク語)の研修を実施予定。