2025年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL11525A03)
募集終了

国名
ミクロネシア
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
3代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2026/1 ・2026/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

ヤップ州教育局

2)配属機関名(日本語)

ダリペビナウ小学校

3)任地( ヤップ州カニフ ) JICA事務所の所在地( ポンペイ州コロニア )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 12.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、州の中心部から車で10分ほどの地区にある小規模校である。2025年度は、1~8年生(日本の小学1年生~中学2年生)の児童・生徒約63名が在籍し、教職員は校長も含め5名(常勤教員2名、文化農業担当講師2名、ボランティア1名)が勤務している。学級は複式学級制である。学校年度(学年)は8月から5月まで、主な授業科目は算数/数学、英語、理科、社会で、週に二回文化や農業の授業も実施されている。ヤップ州では小学校の運営方針は各村のボードメンバー会議で決定され、村全体で初等教育を支援している。同校では、過去に2名の隊員が活動しており、前任隊員は2017年7月~2019年3月まで活動していた。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当国では児童・生徒の算数/数学の基礎学力の低さが顕著であり、連邦統一テストや州内でのテストでも算数の得点率が著しく低い。この現状を改善するためには、児童・生徒の算数/数学の学力を向上させるたけでなく、教員の指導能力の改善も課題となっている。これまでに同校に配属された隊員は、児童・生徒を対象とした授業活動に加えて、授業計画を作成するなど配属先の実状に合わせた支援を行ない、児童・生徒の算数/数学における基礎知識の向上と算数技能の定着、および教員の指導能力向上を図った。算数/数学の教育レベルの更なる向上と定着への貢献が期待されてJICA海外協力隊が要請された。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

配属先の同僚教員とともに、以下の活動に取り組む
1. 現地教員の授業支援や現地教員とのチームティーチング
2. 算数/数学の授業に役立つ資料や教材の作成
3. 効果的な教授法の共有
4. 児童・生徒の特技などを伸ばすための課外活動の実施

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

事務机、いす、プリンター(共用)、ゼロックス(リソ機、共用)、教室備品、算数教育教材(数に限りあり)、インターネット

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚: 校長(50代女性)、科目担当教員(20代女性)、文化科目担当教員(50代女性、50代男性)、ボランティア(30代女性)

活動対象者: 配属先の児童・生徒、同僚教員、校長、州教育局職員

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)教育学 備考:児童・生徒の指導を行なうため

[経験]:(指導経験)5年以上 備考:児童・生徒の指導を行なうため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~33℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

現地語(ヤップ語)の研修を現地で行なう予定である。
住居はホームステイとなる可能性がある。