要請番号(JL11525A04)
募集終了


・2026/1 ・2026/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
ヤップ州教育局
2)配属機関名(日本語)
バエル小学校
3)任地( ヤップ州マアク ) JICA事務所の所在地( ポンペイ州コロニア )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 12.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、州の中心部から車で15分ほどの地区にある小規模校である。2025年度は1~8年生(日本の小学1年生~中学2年生)の児童・生徒26名が在籍し、教職員は校長も含め6名(常勤教員3名、文化・農業担当講師2名、ボランティアアシスタント1名)が勤務している。学級は複式制となっており、学校年度(学年)は8月から5月までである。主な授業科目は算数/数学、英語、美術、理科、社会、文化・伝統、農業である。ヤップ州では小学校の運営方針は各村のボードメンバー会議で決定され、村全体で初等教育を支援している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
当国では児童・生徒の算数/数学の基礎学力の低さが顕著であり、連邦統一テストや州内でのテストでも算数の得点率が著しく低い。この現状を改善するためには、児童・生徒の算数/数学の学力を向上させるたけでなく、教員の指導能力の改善も課題となっている。JICAは、これまで各州の複数の学校に対して小学校教育隊員を派遣し、配属校での児童・生徒を対象とした授業活動に加えて、任地の実状に合わせた研修会等の実施を支援し、児童・生徒の算数/数学における基礎知識の向上と算数技能の定着、および教員の指導能力向上を図ってきた。他校に配属されていた隊員の活動に関する話を聞いた校長の要望で、JICA海外協力隊が要請されることとなった。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
配属先の同僚教員とともに、以下の活動に取り組む
1. 現地教員の授業支援や現地教員とのチームティーチング
2. 算数/数学の教え方についてのワークショップの開催
3. 効果的な教授法の共有
4. 児童・生徒の特技などを伸ばすための課外活動の実施
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
事務机、いす、プリンター(共用)、ゼロックス(リソ機、共用)、教室備品、インターネット
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚: 校長(50代女性)、常勤教員(40代女性、30代男性)、文化・農業担当講師(50代女性、30代女性)、ボランティアアシスタント(20代女性)
活動対象者: 配属先の児童・生徒、同僚教員、校長、州教育局職員
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)教育学 備考:児童・生徒の指導を行なうため
[経験]:(指導経験)5年以上 備考:児童・生徒の指導を行なうため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~33℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
現地語(ヤップ語)の研修を現地で行なう予定である。
住居はホームステイとなる可能性がある。