要請番号(JL11525B01)
募集終了
8代目
| ・2026/2 ・2027/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
チューク州政府教育局
2)配属機関名(日本語)
ザビエル高校
3)任地( チューク州サプック ) JICA事務所の所在地( ポンペイ州コロニア )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
イエスズ会が運営するカトリック系私立高校(4年制)。1952年設立。「有能で自覚と思いやりのあるリーダーの育成」を教育方針として、次世代の指導者を育成している。ミクロネシア地域全体で屈指の進学校であり、大統領をはじめとする多くの政治家や指導者を輩出している。ミクロネシア連邦だけでなく、パラオやマーシャル出身の生徒も在籍し、男子学生は学内の寮、女子学生はホームステイで生活している。教師は、国際的イエスズ会組織から派遣されるボランティアなどで構成されている。 2025年の全校生徒は157名、2026年は170名ほどになる予定。スポーツやコミュニティでの活動など課外活動も積極的に行なっている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先は歴史的に日本との繋がりが深いだけでなく、2014年以降、日本の大学と連携し卒業生を同大学に進学させている。このような背景から、日本との関係維持・強化を目的として、日本語教育の継続を要望している。しかしながら、任地には日本語を教えられる教師がおらず、日本語を習得する機会はJICA海外協力隊に頼らざるを得ない状況である。配属先でも、授業計画や運営はすべて隊員に任されている。 同校には、過去に日本語教育及び青少年活動の隊員が計9名派遣されており、現在活動中の隊員(2024年度2次隊、日本語教育)は、日本語の授業を受け持つだけでなく、日本への理解を深めるために、課外授業の時間を利用し日本文化紹介にも取り組んでいる。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
学校長と相談しながら、以下の活動に取り組む。
1.日本語の必修クラス授業について、授業計画を作成し、授業を担当する
2.日本語の選択クラス授業について、授業計画を作成し、授業を担当する
3.課外授業などの時間を利用して、生徒が日本の文化や習慣についての理解を深める機会を提供する
4.課外授業などの時間を利用して、隊員自身の得意分野(スポーツ、音楽など)に関する指導を行なう
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
机、いす、PC、プリンター、日本語指導に必要な教材・指導書など
4)配属先同僚及び活動対象者
理事長、校長、教員11名(教員はボランティアのため、人数や年齢は年度ごとに異なる)、その他職員
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(日本語教育に関する資格)
[性別]:(男性) 備考:女性を対象とした住居等確保が困難
[学歴]:(大卒) 備考:高校生に対して指導を行なうため
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:生徒を指導するため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~32℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
住居は、敷地内にある教員専用住宅。
特別進学枠のある日本大学への進学者に対する進学準備(語学や文化など)支援も期待されている。
宗教への強制はないが、校内のキリスト教(イエスズ会)をベースとして学校行事の参加は求められる。
