2025年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL11525B04)

国名
ミクロネシア
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
7代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2026/1 ・2026/2 ・2027/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

ポンペイ州政府教育局

2)配属機関名(日本語)

アワック小学校

3)任地( ポンペイ州ウー ) JICA事務所の所在地( ポンペイ州コロニア )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 0.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

首都のあるポンペイ州の州都コロニアから車で20分程の海沿いの小さな集落にある小学校。1年生から8年生(日本の小学校1年生から中学2年生)までが学ぶ。以前は200人以上の生徒がいたが、周辺住民の海外移住などによる人口減少に伴い生徒数も減少している。1学年1クラスで、教員1名が全ての教科(算数、理科、社会、英語(Reading、Writing))の授業を担当する学級担任制である。授業は、1~2年生は主にポンペイ語で行なわれるが、3年生から英語が主要言語となる。通常の授業(月曜日~金曜日、8時~14時30分)に加えて、課外授業(14時30分~15時30分)も行なわれている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先小学校には2014年までに5名の隊員が配属され、児童・生徒の算数能力や教員の指導力の向上を目標として、活動してきた。全国統一テストの結果がポンペイ州の中でも低く、特に算数の成績が極めて低いことに危機感を抱いた校長からの支援要請があり、2024年8月から6代目の隊員が活動している。隊員の指導を通して、低学年の生徒達にしっかりと基礎学力をつけさせ、高学年に上がったときの算数・数学の理解力を高めることを目指している。加えて、教員の指導力向上も期待されている。派遣中の隊員(2024年度1次隊、小学校教育)は、絵画クラブを立ち上げ、児童・生徒の情操教育や得意分野の開拓にも積極的に取り組んでいる。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

同僚の教員と共に、以下の活動に取り組む。
1. 担当学年の算数の授業を担当し、わかりやすい授業を心掛け、生徒の算数の理解力を向上させる
2. 他学年の児童・生徒に対して、課外活動時間を使って算数・数学を指導し、算数力の向上を図る
3. 教材の作成、授業計画の作成・実施を通して、同僚教員の指導力の向上を図る
4. 放課後や課外活動の時間を利用して、生徒にスポーツや音楽など自身の得意分野の指導を行なう

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

机、椅子、プリンター、コピー機、教具など。

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:校長1名、1年生~8年生の各学年1名計8名(20代~60歳)

活動対象者:1年生~8年生の生徒120名程度

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

英語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(短大卒) 備考:当地の教員資格に合わせるため

[経験]:(指導経験)3年以上 備考:児童・生徒への指導を行なうため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~32℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

住居は、配属先近隣での一般家庭でのホームステイとなる可能性がある。任地赴任後、現地語(ポンペイ語)の研修が行なわれる。
配属先の敷地内には就学前年の児童が学ぶ幼稚園も設置されている。