2025年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL11525B05)

国名
ミクロネシア
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
6代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2026/1 ・2026/2 ・2027/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

コスラエ州政府教育局

2)配属機関名(日本語)

ウトエ小学校

3)任地( コスラエ州ウトエ ) JICA事務所の所在地( ポンペイ州コロニア )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 1.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、州の中心地から車で30分の村落部にある中規模校である。地域の5歳から14歳の児童を受け入れている。幼児教育1年、小学校1年生から8年生までの約170名の子どもが通っており、教職員数は約15名である。コスラエ語、算数、英語、理科、社会等の科目があり、それぞれ教科担任制で教えられている。学期は、8月末開始・6月終了の4学期制。アジア開発銀行による算数・言語能力向上のための技術協力プロジェクトの実施対象校であった(2013-2015年)。現在活動中の隊員は2026年3月に任期満了のため、帰国予定である。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当国では、児童・生徒の算数の基礎学力の低さが顕著であり、教員の指導能力の改善が課題の一つとなっている。JICAは、長年に亘り各州の教育局や小学校に隊員を派遣してきた。隊員は、配属校での児童を対象とした授業活動に加えて、配属先による任地の実状に合わせた研修会等の実施を支援し、児童の算数における基礎知識と技能定着及び教員の指導能力向上を図ってきた。配属先にも歴代に亘り隊員を派遣しており、算数教育の向上に取り組んできた。現在活動中の隊員は通常の活動とともに州政府教育局とも協力してカリキュラムの改善にも取り組んでいる。配属先としても生徒の算数能力の向上、教員の指導力の向上のためにも継続的な支援を必要としており、今回の後任隊員の要請となった。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

同僚教師と共に以下の活動に取り組む 1.担当学年の算数の授業を担当し、生徒の基礎学力向上を図る。
2.担当学年の算数について、より良い授業方法(教材や授業計画の作成・活用を含む)を実践し、教員の指導能力の向上を図る。
3.同僚教員、教育局担当者、他の同職種の協力隊員と協働し、授業研究会や研修会等を企画・実施し、教員の指導能力の向上を図る。
4.課外活動として、日本語、日本語文化、スポーツ、音楽、図工など、自身の得意分野の指導をすることを求められている。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

机、椅子、PC、プリンター、コピー機、教具、インターネット環境あり(職員室のみ)

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚 : 校長、副校長、教員: 約15名
(20~50代の男女) 指導対象者 : 生徒:約170名

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

英語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(短大卒) 備考:当地の教員資格に合わせるため

[経験]:(指導経験)2年以上 備考:児童・生徒への指導を行なうため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~32℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

任地での現地語学研修では、英語を使用して現地語(コスラエ語)を学習する。赴任地ではコスラエ州の中でもコスラエ語の使用頻度が高く、現地語を学習し習得することは必須である。隊員の住居は、ホームスティとなる可能性が高い。