2025年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL11525B09)

国名
ミクロネシア
職種コード 職種
H131 栄養士
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2026/1 ・2026/2 ・2026/3 ・2027/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

コスラエ州政府保健局

2)配属機関名(日本語)

コスラエ州立病院

3)任地( コスラエ州 トフォル ) JICA事務所の所在地( ポンペイ州 コロニア )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 1.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

コスラエ州は、約6,000人の人口を有するミクロネシア連邦4州の中で最も小さい島である。同病院は州唯一の公立病院であり、24 時間体制で患者を受け付けている。入院病床、手術室、救急外来、ICU、検査室、レントゲン室、薬局がある。現在新しい病棟を同じ敷地内に建設中である。配属先では栄養士(2026年8月に帰国予定)と薬剤師(2027年4月に帰国予定)のJICA海外協力隊員が活動中である。

【要請概要】

1)要請理由・背景

コスラエ州において生活習慣病は大きな社会問題となっている。輸入食品中心の食生活、白米、缶詰の肉や魚、ジュースなどの過剰摂取や運動不足が主な原因である。死因の第一位は糖尿病、次いで心筋梗塞となってなっている。生活習慣病から妊産婦の死亡率及び過体重児の出産率が高いことも課題となっている。現在活動中の栄養士の隊員が病院での患者及び妊産婦への栄養指導、コミュニティの住民に対して食生活の改善等についての啓発活動を実施中である。これらの活動を今後とも継続して実施していく必要性もあることから、今回の後任隊員の要請となった。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

1.州立病院の患者及び妊産婦に対して栄養指導を行い、食生活の改善を促す。
2.病院及び公衆衛生局、地元のヘルスセンターをはじめとする医療関係者に、栄養教育指導、セミナー等を通じて栄養に関する知識の向上を図り、食生活改善の提言を行う。
3.学校及びコミュニティを巡回訪問して、食生活改善の意識変化を促す啓発活動を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

業務用パソコン、机・椅子などの執務用事務機器

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚 :
州立病院及び地域のヘルスセンターの看護師及び医者、公衆衛生局職員

活動対象者 : 州立病院の患者及び妊産婦、学校の児童、コミュニティの住民

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

英語

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(栄養士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(短大卒) 備考:看護師及び医者に指導するため

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:経験に基づいた知見が必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~33℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

任地での現地語学研修では、英語を使用して現地語(コスラエ語)を学習する。特にコスラエ州ではコスラエ語の使用頻度が高く、現地語を学習し習得することは必要である。 隊員の住居は、ホームスティとなる可能性がある。