2022年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL12422A06)
募集終了

国名
パプアニューギニア
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/1
校舎風景_ ソゲリ小学校_2021年10月撮影 授業風景_ ソゲリ小学校_2021年10月撮影

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

セントラル州政府

2)配属機関名(日本語)

ソゲリ小学校

3)任地( セントラル州ソゲリ ) JICA事務所の所在地( ポートモレスビー )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

首都ポートモレスビーから北東約40㎞に位置する、観光地ココダトレイルの入口にあるソゲリ村の公立小学校。日本の小学3年~中学2年に相当する生徒に義務教育にて基礎教育を行っている。生徒数約380名。教員数16名。年間予算は約360万円。これまで同校に隊員が派遣された実績はないが、副校長がJICAの技術協力プロジェクト「理数科教育の質の改善」のパイロット校教員への研修に参加した経験がある。なお、同後継案件「初等理数科教員養成校強化」(2022.9~2024.9)が当国で実施されており、さらに同学校(青少年活動)および地域でも他要望が出されているため、関係者との緩やかな連携も期待されている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同国は近年就学率が大幅に上昇したものの、教育の質には依然として大きな課題を抱えている。2019年から導入された新カリキュラム(Standard Based Curriculum)や小学3年~6年の算数・理科の当国初の国定教科書や指導書の活用も今後の課題である。セントラル州は教育について十分な施策がなされておらず、また他州と同様に予算・教員数不足は常態化している。そのような状況の中、同学校は授業内容の改善や教材の充実化は必須の課題と感じていているが、教員は日々の授業や業務を行う以外に余裕がなく、十分な授業研究ができる環境ではない。そのため外からの知見を求めたいことやこれまで同国隊員分科会が作成してきた副教材を活用したいとの希望があり隊員の要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.小学6年~中学2年の算数・数学、理科(可能なら農業)の授業担当・補助を行う。(詳細は着任後決定)
特に、中学2年の数学、理科の国家進級試験(ナショナルイグザム)対策を実施する。
2.同僚教員を対象として、授業研究等を通じて生徒の能力に応じた授業運営や指導方法の向上を支援する。
3.配属先に歴代隊員が作成した理科や算数の副教材を普及したり、もしくは配属先と必要な教材を作成する。
4.日本の小学校の生活や様子などの紹介を行い、生徒や同僚職員に対して様々な機会を提供する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

机、椅子、教員用指導書、シラバス

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:校長1名50代男性、副校長40代女性、小学6年(Grade6)担任2名、中学1年(Grade7)担任2名、副担任2名、中学2年(Grade8)担任2名、副担任2名など

活動対象者:生徒:小学6年~中学2年(Grade6~8)約6クラス、約200名。

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)
    (中学校又は高等学校教諭(数学))

[性別]:(男性) 備考:治安上の理由

[学歴]:(短大卒) 備考:同僚が教員養成学校卒のため

[経験]:(    ) 備考:

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

生活使用言語はピジン語。住居は配属先敷地近くの教員用戸建住宅もしくはロッジ長期滞在者用住居を想定。新型コロナウイルス感染症に関する情報は、在パプアニューギニア日本大使館HP(https://www.png.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html)を参照。