2022年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL12422A07)
募集終了

国名
パプアニューギニア
職種コード 職種
C103 野菜栽培
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/1
校舎風景_イアロワリ農業工業高校_2022年 養鶏場と苗代_イアロワリ農業工業高校_2021年10月撮影

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

セントラル州政府

2)配属機関名(日本語)

イアロワリ農業工業高校

3)任地( セントラル州ソゲリ ) JICA事務所の所在地( ポートモレスビー )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

首都ポートモレスビーから北東約40㎞に位置する、観光地ココダトレイルの入口にあるソゲリ村の州立高校である。中学3年~高校3年相当の生徒に対して中等教育を行っている。生徒数は約700名。また、様々なニーズへの教育の機会を増やすため2020年からは職業訓練コースも併設されており、普通科の他に農業、IT、観光、ビジネス科などもある。年間予算は約1,500万円。教員約40名。これまで同校に隊員が派遣された実績はないが、校長は90年代に他校で隊員と活動を一緒にした経験があり、ボランティア事業に対する理解はある。また、同学校および地域でも他要望がだされており、他の隊員との緩やかな連携も期待されている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

職業訓練学校の併設に伴い、現在様々な関係機関と協力しながら新たに職業訓練に関する10以上のプログラムを開始している。校内には3.2haの圃場を持ち、ヤギ・鶏・アヒルなどが飼育されており、新たに作った3つの養殖池ではティラピア養殖も始まっている。主にこれらは担当教員と生徒が管理している。配属先は生徒に自給自足に留まらない農業を学ばせたい意向があり、複合的な農業、生産物の販売開拓、生徒を研修として受け入れる企業の募集等、生徒が農業関係者として自立できる教育を試みている。そのため、様々な試行錯誤をする中で外部からの視点や経験が必要と考え、隊員の要請に至った。隊員は実習の授業をしつつ、配属先と協議しながら農場管理も支援します。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.農業科の授業運営、授業・実習を行う。(内容などについては配属後協議の上、決定する)
2.研修用農地等の管理や野菜の栽培管理を同僚と一緒に行う。
3.生徒のインターン先となる企業開拓支援や助言を行う。
4.鶏糞などを利用した肥料製造の支援をする。
5.学校内で行われている様々なプログラム(養鶏や淡水魚養殖等)の支援や助言を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

スコップ、フォーク、一輪車等。栽培実習圃場(約3.2ha)、鶏舎、ヤギ小屋、養殖池等

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先の同僚:校長50代男性、副校長(職業訓練担当)40代女性、農業科30代男性1名(生物学専攻)、40代女性(農業専攻)そのほか教員約30名

活動対象者:農業科生徒約100名

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(男性) 備考:治安上の理由

[学歴]:(高卒)農学系 備考:農業の知識と経験が必要

[経験]:(    ) 備考:

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

生活使用言語はピジン語。住居はロッジ長期滞在者用住居を想定。新型コロナウイルス感染症に関する情報は、在パプアニューギニア日本大使館HP(https://www.png.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html)を参照。