2022年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL12422B01)
募集終了

国名
パプアニューギニア
職種コード 職種
G158 理科教育
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/2 ・2023/3 ・2023/4 ・2024/1
クイキラ高校の理科教室

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

セントラル州政府

2)配属機関名(日本語)

クイキラ高校

3)任地( セントラル州クイキラ ) JICA事務所の所在地( ポートモレスビー )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 1.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

首都ポートモレスビーから南東に約60kmに位置し、セントラル州リゴ郡中心の郡都クイキラにある1962年に設立された同州立高校で、同地域内で最も規模が大きい高校である。日本の中学3年~高校3年生に相当する生徒に中等教育を行っている。年間予算は、約7,000万円。生徒約800名、教員数約35名。同校ではPCインストラクターの隊員も要請されており、また同地域では州の郡事務所や小学校からの隊員要請もあり、他隊員との緩やかな連携も期待されている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当国において、教科内容や教授法に関する十分な知識を身につけられていない教員が多く、教育の質に大きな課題がある。一方で当校はセントラル州でもっとも大きい高校であり、質の高い教育の機会提供を目指している。JICAは長年、当国の教育分野においてプロジェクトを実施してきた実績もあり、認知・信頼度は高い。そのため、同僚教員への指導内容、教授法の紹介・教材作成などの活動が期待され隊員の要請に至った。また国家試験に向けた生徒の成績向上、そして従来からの板書・暗記中心の授業から、科学教室(Science Lab)・自然菜園を通じた実践的に学べる場の立ち上げ支援・運営補助なども期待されている。なお、同校ではPCインストラクタ-の隊員も要請されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.中学3年~高校3年生に相当する生徒を対象に、理科授業(化学・物理・生物)の支援・補助を行う。必要に応じて、国家試験対策を行う。
2.同僚教員を対象に、授業研究等を通じて生徒の能力に応じた授業運営や指導方法の向上を支援する。
3.配属先と協働して、教材・補助テキストなどを作成する。
4.科学教室(Science Lab)の管理を支援し、授業で科学的な思考が育てられる環境整備を実施する。
5.自然菜園の立ち上げ・運営補助を行い、生徒が作物を育て実践的に学ぶ場や教育プログラムの作成・実施を支援する。
6.日本の中学・高校の生活や様子などの紹介を行い、生徒や同僚職員に対して日本との交流など様々な機会を提供する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

共同執務室、机、椅子、プリンターなど

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:校長40代男性、理科教員4名、その他教員約30名

活動対象者:生徒約700名

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(中学校又は高等学校教諭(理科))

[性別]:(男性) 備考:治安上の理由

[学歴]:(短大卒) 備考:同僚が教員養成学校卒のため

[経験]:(    ) 備考:

[汎用経験]:

 ・理科実験の経験や薬品・器具の知識

[参考情報]:

 ・学校菜園の指導経験があれば尚良し。

 ・理科教育は化学・物理・生物を含む。

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

生活言語:ピジン語。住居は教員用住居を想定。新型コロナウイルス感染症に関する情報は、在パプアニューギニア日本大使館HP(https://www.png.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html)を参照。