2023年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL12423A02)
募集終了

国名
パプアニューギニア
職種コード 職種
C141 農業機械
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/4 ・2024/1 ・2024/2 ・2024/3
オイスカラバウルエコテクセンター外観

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

東ニューブリテン州政府

2)配属機関名(日本語)

オイスカラバウルエコテクセンター
NGO

3)任地( 東ニューブリテン州ココポ郡ワランゴイ地区 ) JICA事務所の所在地( ポートモレスビー市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 3.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

国内有数の観光都市であるココポ市より約45分南下したワランゴイ地区に位置するオイスカは、日本に拠点を置く国際NGOであり、パプアニューギニアでは小規模農家や政府職員、青少年等を対象に有機農業指導を行っている他、植林プログラムや畜産指導など、地域に根差した農業振興プログラムを実施している。年間予算はおよそ3,500万円で、稲作・野菜栽培・畜産・林業・地域活性の5つの部門で構成されている。2023年度中に東ニューブリテン州政府傘下の公的職業訓練施設(通称TVET)として登録される見込みであり、今後入学者数の大幅な増加が予想されている。これまでに旧制度のシニアボランティア(職種:野菜栽培)1名、青年海外協力隊(職種:村落開発普及員)2名の派遣実績がある。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同国の村落部では入手可能な食材の品目数が非常に少なく、栄養の偏りに起因する糖尿病等の疾患が問題として認識されている。同団体は所在地近隣のエリアに居住する零細農家に対し、新規作物の栽培指導を通じて住民の栄養状態の改善に取り組む傍ら、同センターの研修生に対し、農業指導や本邦での研修を行う為の日本語研修を実施している。しかしながら、多くの職員は農業機械の適切な使用方法やメンテナンス分野についての専門知識を持っておらず、各農業機械のトラブルの発生により事業が停滞する事が頻発しており、外部人材による同団体の機器メンテナンス能力の向上および、農業指導技術の向上を目的としてJICA海外協力隊の要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先の同僚らと共に以下の活動を行う。
1.オイスカ研修生(年間受講者数約80名程度)に対し、基礎的な農業の知識や農業機械のメンテナンス方法等に係る講義や実習を行う。
2.近隣のコミュニティの住民や小規模農家の栄養改善を目的として、栄養価の高い新規作物の紹介や栽培指導等を行う。
3.オイスカが所有する農業機械(耕作機エンジン、水ポンプ、精米機など)のメンテナンスおよび同僚職員へのメンテナンス指導を行う。
4.日本で研修を行う為に実施している日本語会話クラスの講師のサポートを行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

教室、耕うん機(インドネシア・ルタン社製)、水ポンプ、精米機(インドネシア・ルタン社製)、公用車

4)配属先同僚及び活動対象者

【配属先同僚】
センター長60代男性、同僚20代~50代18名
※全職員は日本のオイスカ本部での研修経験があり、日本語で簡単な会話を行う事ができるスタッフも在籍している。
【活動対象者】
研修生年間約80名、センター近隣の住民約2,000人

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(日本農業技術検定3級以上)

[性別]:(男性) 備考:安全対策上の理由

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:メンテナンス指導を行うため

[汎用経験]:

 ・播種から収穫までの栽培経験を2作物以上

[参考情報]:

 ・農業機械のメンテナンス経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

赴任後、現地語研修(ピジン語)を行う。住居は配属先提供の職員住居を予定。今後、他職種の隊員が配属先に派遣された場合はシェアハウスとなる可能性がある。任地は不定期な停電・断水がある。