2023年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL12423A12)
募集終了

国名
パプアニューギニア
職種コード 職種
D235 自動車整備
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/4 ・2024/1 ・2024/2 ・2024/3
校舎および校庭

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

東ニューブリテン州政府

2)配属機関名(日本語)

ドン・ボスコ工業高等学校

3)任地( 東ニューブリテン州ココポ郡ココポ市 ) JICA事務所の所在地( ポートモレスビー市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 2.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

ドン・ボスコ工業高等学校は1993年にイタリア系カトリック教会によって設立され、セカンダリースクールとして高等教育の機会および職業訓練校として就労訓練の機会を地域に提供してきた。学校は教育部(理科・数学などの高等教育科目)と技術部(自動車整備、木工、機械組立などの職業訓練科目)の二部で構成されており、2022年度の全校生徒数は約750名(内約200名は寄宿生)である。年間予算は約6,000万円。同校はこれまでにVSA(ニュージーランドのボランティア機関)やアメリカのドン・ボスコ系列の教育機関などから外国人ボランティアの受け入れを行っていたが、JICA海外協力隊の派遣実績はない。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当国において職業訓練校は、小学校や高等学校をドロップアウトした青少年の受け皿となり、職業選択に幅を持たせることにより犯罪の道に手を染める事を防ぐ役割も担っている。同校でもICTや自動車整備等の分野における即戦力人材の育成を行っている他、海外の様々な国からボランティアを積極的に受け入れ、異文化交流を通じ多様な価値観を育む事で、心豊かな青少年の育成に注力している。当国における自動車整備士の求人は現状飽和状態で卒業生の就業機会も限られていることもあり、他の職業訓練校卒業生との差別化を図る為に日本発祥の5S等KAIZENの視点や、異文化を尊重する精神を養う事を目的としてJICA海外協力隊の要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.同校のカリキュラムに沿って自動車整備科の生徒に対する実技・座学指導を実施する(週20コマ程度、1コマ40分)
2.自動車整備実習場で使用する機材の管理およびメンテナンスを行う
3.上記1および2を同僚教員と一緒に実施することにより現状のカリキュラムの課題点を抽出すると共に、改善方法を協議し、授業計画に反映する
4.同配属先および近隣の他の隊員と協力し、日本文化紹介や異文化理解の為のイベント等を企画・実施する

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

車両整備工具一式、コンプレッサー、溶接機、サンダー、エンジンクレーン

4)配属先同僚及び活動対象者

【配属先同僚】
校長40代男性大卒、自動車整備科教員2名(30代)
【活動対象者】
自動車整備科の生徒約100名

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(2級ガソリン・ジーゼル自動車整備士以上)

[性別]:(男性) 備考:安全対策上の理由

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(指導経験)2年以上 備考:指導方法の共有を行うため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

赴任後、現地語研修(ピジン語)を行う。住居は配属先提供の職員住居を予定。今後、他職種の隊員が配属先に派遣された場合はシェアハウスとなる可能性がある。任地は不定期な停電・断水がある。