2023年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL12423A21)
募集終了

国名
パプアニューギニア
職種コード 職種
H114 理学療法士
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/4 ・2024/1 ・2024/2 ・2024/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

東ニューブリテン州保健局

2)配属機関名(日本語)

カラン・サービス
NGO

3)任地( 東ニューブリテン州ココポ郡ココポ市 ) JICA事務所の所在地( ポートモレスビー市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 2.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、大洋州の様々な国で支援活動を展開しているエドモンド・ライス財団からの援助で設立されたキリスト教系NGOである。パプアニューギニア国内各地に22の拠点を持ち、障害者支援団体として様々な活動を展開している。団体の年間予算は約1億円で、その内、活動に使われる予算の約半分は当国教育省からの支援により事業を実施していることから、地域住民にその活動が比較的良く任地されている団体である。東ニューブリテン州では1992年より活動を開始し、視覚・聴覚・知覚・身体障害のある児童に対し、学習支援やリハビリ活動を実施している。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同配属先には過去に障害児・者支援職種の隊員が派遣されており、障害児・者(主に視覚・聴覚障害)に向けた手話による学習支援活動を行っていた。一方で、身体障害者に対する支援は、隣接するキリスト教系大型病院の理学療法科からの週2回程度の出向支援に依存しており、同配属先のすべての患者をカバーできるプログラムは実施できていない。そのため、同配属先専属の理学療法士隊員が派遣されることで、障害児に対するリハビリ機能の強化を図る他、CBR(コミュニティベースのリハビリ活動)を推進している近隣病院との連携を図り、同配属先のリハビリプログラム対応能力を向上することで、同配属先に掛かっている患者の家族へのアプローチ方法を模索する事も目的とし本要請に至った。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

1.配属先の患者(視覚・聴覚・知的・身体障害児)の身体機能を評価し、効果的なリハビリプログラムを実施する
2.家庭訪問を実施するためのアウトリーチプログラム(巡回診療)の立案と実施支援を行う
3.CBR促進のために患者の家族に対してリハビリ支援のための助言を行う
4.隣接する病院の理学療法科と連携し、同僚スタッフの理学療法に対する知識・技術向上の為のワークショップを企画する

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

一般事務器具、リハビリスペース、松葉杖、ベッド、バランスボール

4)配属先同僚及び活動対象者

【配属先同僚】
プログラムコーディネーター40代男性1名
CBR支援スタッフ30代女性2名
【活動対象者】
配属先に通う障害児およびその家族

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(理学療法士)

[性別]:(男性) 備考:安全管理上の理由

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:経験に基づいた指導が必要

[汎用経験]:

 ・障害者を対象とした活動経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

赴任後、現地語研修(ピジン語)を行う。住居は配属先提供の職員住居を予定。今後、他職種の隊員が配属先に派遣された場合はシェアハウスとなる可能性がある。任地は不定期な停電・断水がある。