要請番号(JL12423A23)
募集終了

・2023/4 ・2024/1 ・2024/2 ・2024/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
東ニューブリテン州政府
2)配属機関名(日本語)
聖ポーラス記念小学校
3)任地( 東ニューブリテン州ココポ郡ヴナカナウ地区 ) JICA事務所の所在地( ポートモレスビー市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
聖ポーラス記念小学校は、東ニューブリテン州の州都ココポ市より車で1時間程度南下した山間のヴナカナウ地区に位置する小学校である。1970年に創立して以来、同敷地内に隣接するヴナカナウ高等学校と共に村落部の住民に対し基礎教育の機会を提供してきた。年間予算は約2,000万円で、約600名の生徒と24名の教員が在籍している。2006年から2020年までの間に理数科教師および小学校教育のJICA海外協力隊合計5名が派遣されていた。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同校はJICA技術協力プロジェクトの「メディアを活用した遠隔教育普及・組織強化プロジェクトフェーズ2」(2012-2015)の支援対象校として、ビデオ教材を活用した教員間の指導力格差是正に取り組んできた。プロジェクトおよび過年度の隊員の活動により一定の成果は出たものの、ビデオ教材を自身の授業に取り入れて活用する事が苦手な教員も一定数いることから、JICA海外協力隊には、ビデオ教材を使用した活動を実施すると共に、その活動自体をモデル授業として同僚教員への技術移転も求められている。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
1.日本の中学校1・2年生に相当する生徒(グレード7・8)を対象に、算数および理科の授業を担当する。(週15コマ程度、1コマ30分、生徒数約30名、担当コマ数は本人の希望や適性を考慮の上、赴任後に配属先と相談して決定します)
2.ビデオ教材を活用した授業のデモンストレーションを実施すると共に、同僚教員に対して教材活用方法のアドバイスを行う
3.隊員の希望や適性により体育や音楽等の副科授業を受け持つとともに、同僚教員による副科指導を定着させるためのワークショップを企画する
4.日本の小学校や生活の様子等の紹介を行うなど、生徒や同僚教員に対して異文化理解・交流の機会を提供する
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
チョークや黒板等の授業用備品、その他学校備品
4)配属先同僚及び活動対象者
【配属先スタッフ】
校長50代男性1名、同僚教員24名(30代~50代)
【活動対象者】
グレード7・8の生徒約170名
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
[性別]:(男性) 備考:安全対策上の理由
[学歴]:(短大卒) 備考:当国の小学校教員の採用条件
[経験]:(指導経験)2年以上 備考:直接生徒に指導するため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
赴任後、現地語研修(ピジン語)を行う。住居は配属先提供の職員住居を予定。今後、他職種の隊員が配属先に派遣された場合はシェアハウスとなる可能性がある。任地は不定期な停電・断水がある。EquiTVについてはJICA HPを参照のこと。