2023年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL12423A31)
募集終了

国名
パプアニューギニア
職種コード 職種
G159 数学教育
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/4 ・2024/1 ・2024/2 ・2024/3
学校入口 教室の外観(学校休暇中) 教室内部(学校休暇中) 教室内部(学校休暇中) 教室内部(学校休暇中)

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

オロ州政府

2)配属機関名(日本語)

ポポンデッタ高校

3)任地( オロ州ポポンデッタ郡ポポンデッタ市 ) JICA事務所の所在地( ポートモレスビー市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

ポポンデッタ市は首都(ポートモレスビー)から北東(140Km)に位置し、人口は5万人。市の周囲にアブラヤシ農園が広がり、住民の多くがパームオイル生産に携わっている。配属先は市内に位置し、日本の中学校2年生~高校3年生に相当する生徒(グレード8~12)が通っている。全校生徒は約1,500名、教員数は34名の大規模な公立高校。年間予算は約8,000万円。2018年にJICA海外協力隊(職種:PCインストラクター)が派遣され、PC操作の基礎やタイピングを指導し、ICTリテラシーの向上に貢献した。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当国の教育現場における課題として、教室等の施設不足、教員不足および教員の指導スキルの不足がある。教師主導の授業が主流となっており、生徒は教師からの問いかけによって考えたり、気づきを得るような機会がないまま板書をノートに書き写し、暗記に偏った学習となっている。そのため数の概念が習得できていない等の初等教育における問題で、数学力の低い生徒が多く、生徒の視点に立ったわかりやすい授業の実施による理解度向上と同僚教員の指導スキル向上に貢献することが期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1. 数学教師として同僚教師と分担して、日本の高校2~3年生に相当する生徒(グレード11~12)に授業を行う。(週15コマ程度、1コマ40分)
2.同僚教員に現地で入手可能な材料を使った教材作成や使用方法などの授業アイディアを提案する。
3.日本の学校生活や文化などの紹介を行い、生徒や同僚教員に対して異文化理解・交流の機会を提供する。
4.可能な範囲で基礎的なIT授業(PCの使い方やタイピング)を実施する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

チョークや黒板等の授業用備品。指導教材等は十分にない。(コピー機などはあるが、停電や故障により使えないことが多い)

4)配属先同僚及び活動対象者

【配属先同僚】
校長50代男性大卒
同僚教員34名20代~50代(うち数学教師は3名)
【活動対対象者】
グレード11~12の生徒380名
(1クラス約45~50名、各学年4クラス)

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(中学校又は高等学校教諭(数学))

[性別]:(男性) 備考:安全管理上の理由

[学歴]:(大卒) 備考:当国の高校教員の採用条件

[経験]:(教員経験)2年以上 備考:実際に授業を担当するため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

任地は不定期な停電・断水があり。住居は配属先の職員住居を予定、同任地に他隊員が派遣された場合はシェアハウスとなる可能性あり。現地研修でピジン語を学ぶ。PNGにおけるJICAの協力の一部をさかなクンが紹介