2023年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL12423B09)
募集終了

国名
パプアニューギニア
職種コード 職種
G151 PCインストラクター
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1
ICT授業を行う教室

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

高等教育研究技術省

2)配属機関名(日本語)

ゴロカ工業短期大学

3)任地( 東ハイランド州ゴロカ郡ゴロカ市 ) JICA事務所の所在地( ポートモレスビー )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

ゴロカ工業短期大学は、東ハイランド州の州都ゴロカ市中心部に位置する政府認定の職業訓練校である。既存の会計コース、ビジネス管理コース、オフィス事務コース、商用ITコース、人事管理コースに加え、2023年度より開始される観光振興コースの計6コースが3年制短期大学士コースとして設営されており、その他に2年制の実務コースとして自動車整備コースが提供されている。同学の年間予算は約1,800万円で、現在約1,000人の学生が32人の教員の下で学んでいる。2007年から2009年にかけて、JICA海外協力隊(職種:コンピュータ技術)が活動していたが、それ以降の受け入れ実績は無い。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同配属先は豪州からの支援により2021年にICTラボの整備を実施した。現在は5室のICTラボに約150台のデスクトップパソコンが設置されており、既存の全てのコースを横断する必修科目としてコンピュータ基礎の授業が行われている。しかし、ICTクラスを担当する専任教員は現状3名のみであり、履修に必要な授業数を確保することが困難なことから、他教科の教員が掛け持ちで授業を実施している。そのため授業内容は非常に基礎的な内容に留まっており、効果的な学習が行えていないことが問題視されている。また、ICTラボのパソコンは台数が多く、保守管理にまで手が回っていないことから故障頻度も高く、適切なハードウェアの管理方法の共有やICTクラスの授業クオリティの向上を目的として、今般JICA海外協力隊の要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先の同僚と下記の活動を行う。
1. 週に6~10コマ程度(1コマ45分~60分)のICTクラスの授業を担当する。
※授業内容はパソコンの基礎的な使い方やオフィスソフト(Word, Excel, Powerpointなど)の活用方法など
2. ICTラボやハードウェアのメンテナンスを行い、授業に使用できるパソコン数を確保すると共に、同僚教員に対してメンテナンスのノウハウを共有する。
3. それぞれの専門コースにおけるICT授業のシラバスを見直し、改善する為の助言を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

ICTラボ5室、デスクトップパソコン約150台(Windows 7)、プリンター、執務室、デスク、チェア

4)配属先同僚及び活動対象者

【配属先同僚】
学科長:男性40代、短大卒
その他教員:32人、30代~60代
【活動対象者】
学生約1,000人

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(ITレベル1以上(ITパスポート等))

[性別]:(男性) 備考:安全管理上の理由

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

[参考情報]:

 ・パソコンの組み立てや修理の経験があれば尚可

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

赴任後、現地語研修(ピジン語)を行う。住居は任地内の借り上げ住宅を想定。任地は不定期な停電・断水がある。PNGにおけるJICAの協力の一部をさかなクンが紹介