2023年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL12423B13)
募集終了

国名
パプアニューギニア
職種コード 職種
G157 日本語教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1
大学が保有する日本語教材 大学が保有する日本語教材 大学が保有する日本語教材 大学が保有する日本語教材

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

高等教育研究技術省

2)配属機関名(日本語)

ゴロカ大学

3)任地( 東ハイランド州ゴロカ郡ゴロカ市 ) JICA事務所の所在地( ポートモレスビー )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

ゴロカ大学は東ハイランド州唯一の国立大学であり、人文学部、教育学部、職業訓練学部、科学技術学部の4学部および大学院大学で構成され、ハイランド地域の高等教育を担うPNGを代表する大学の一つである。人文学部には言語学科、社会科学学科、民族環境開発学科、ビジネス学科等が開設しており、言語学科ではアレカノ語(ゴロカ地方の現地語)、日本語、フランス語、インドネシア語、中国語のコースを開講している。大学全体の年間予算は約8億円で、言語学科には約200万円(人件費を除く)が割り当てられている。これまで2002年から2020年にかけて5代にわたり断続的にJICA海外協力隊の日本語教師隊員が派遣されていた。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同学では日本語科目が学部を横断する選択必修科目(15単位)として定められており、将来観光業での就職を希望する学生を中心に人気のコースとなっている。講義内容は上級者クラスであってもJLPT-N5レベルの基礎的な内容に留まってはいるが、2020年に最後のJICA海外協力隊が帰国して以来、日本語を教えることができるスタッフがおらず、講師を外部委託しつつコース運営を続けてきた。2023年度第2学期からは外部講師の確保も困難で日本語コースは実質休講状態となっており、今後もコースの維持が難しければ、日本語教育自体を廃止することも検討されている。今後も外部委託先を探す方針ではあるが、ネイティブの講師の確保を目的としJICA海外協力隊の要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1. 日本語コースを履修する学生約80名に対し、レベルごとの授業を実施する。(週4コマ/各レベル×4コース)
※隊員の希望や適性によりコマ数は変更可能。赴任後に配属先と相談しながら決定する。
2. 初級者クラス(レベル1:日本語初学者)から上級者クラス(レベル4:JLPT-N5レベル)までのシラバスに対し、内容を改善するためのアドバイスを行う。
3. 学生および教職員を対象とした日本文化紹介イベントを企画・実施する。
4. 他言語講師と協力し、オープンキャンパスイベントを開催する。
5. 必要に応じて学部運営会議に参加し、運営改善のためのアドバイスを行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

日本語教材(『みんなの日本語』、『げんき』、『日本語でビジネス会話初級編』、他多数)、教室、執務スペース、デスク、デスクトップパソコン、プリンター、コピー機、スキャナー、プロジェクター、テレビ、DVDプレイヤー

4)配属先同僚及び活動対象者

【配属先同僚】
学科長:50代男性、大学院卒
カウンターパート:60代女性、大学院卒(学科長、日本語不可)
その他教員及び事務スタッフ:20代~60代、14名、大卒
【活動対象者】
日本語コース履修生約80名

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(日本語教育に関する資格)

[性別]:(男性) 備考:安全管理上の理由

[学歴]:(大卒) 備考:大学教員の採用条件

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:シラバスの改善提案も行う為

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

赴任後、現地語研修(ピジン語)を行う。住居は配属先提供の職員住居を予定。任地は不定期な停電・断水がある。PNGにおけるJICAの協力の一部をさかなクンが紹介