2023年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL12423B15)
募集終了

国名
パプアニューギニア
職種コード 職種
C402 養殖
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1
配属先の農業畜産局

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

東ハイランド州政府

2)配属機関名(日本語)

東ハイランド州農業畜産局

3)任地( 東ハイランド州ゴロカ郡ゴロカ市 ) JICA事務所の所在地( ポートモレスビー )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

東ハイランド州農業畜産局は、稲作および青果の栽培を中心とする農家に対する技術支援、マーケティング支援、淡水魚養殖農家支援の三事業を柱とし、州内1,000を超える小規模農家を支える行政機関である。同局が支援を行っている淡水魚養殖農家数は200であり、養殖に関する技術的なアドバイスやマーケット開拓支援を行っている。配属先の年間予算は約1億円で、現在13名の職員が所属している。1995年~2009年にかけて10名のJICA海外協力隊(稲作、野菜栽培、養殖、畜産)が派遣されていたが、その後、約14年間に亘り隊員の派遣は途絶えている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

東ハイランド州は海に面していない山岳部に位置しているため、淡水魚の養殖は各地マーケットへの卸し以外に、農民自身の貴重なたんぱく供給源として重要な産業の一つと考えられている。しかしながら、同地域では養殖農家数は年々減少してきており、現在は約200の農家がティラピアとコイを中心に細々と養殖業を営んでいるのみとなっている。同州内には漁業リソースセンターも存在しており農家への技術指導等も行われてはいるが、その知識は限定的であり、収穫物の市場志向性を高めるアイディアにも乏しいことから、農業畜産局の職員への養殖技術や知識の移転や、農家への直接の指導による収入向上を目的として、今般JICA海外協力隊の要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先の同僚と共に下記の活動を行う。
1. 州内の淡水魚養殖農家を訪問し、養殖に係る問題点を抽出すると共に改善案を提案する。
2. 州内の淡水魚養殖農家を対象に、養殖技術の向上を目的とした技術指導(巡回訪問、ワークショップ等)を行う。
3. 養殖魚の市場への輸送方法や加工等の工夫により、市場での販売を促進するための助言を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

執務スペース、デスク、公用車(隊員は運転を行いません。)

4)配属先同僚及び活動対象者

【配属先同僚】
州政府漁業担当職員(カウンターパート):男性50代
その他職員:13人、20代~50代
【活動対象者】
州内の淡水魚養殖農家約200人

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(男性) 備考:安全管理上の理由

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:同僚への指導も含まれる

[汎用経験]:

 ・農林水産業および関連する加工業の知識や経験

[参考情報]:

 ・淡水魚(ティラピア・コイなど)の養殖経験は必須

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

赴任後、現地語研修(ピジン語)を行う。住居は任地内の借り上げ住宅を想定。任地は不定期な停電・断水がある。PNGにおけるJICAの協力の一部をさかなクンが紹介