2023年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL12423B19)
募集終了

国名
パプアニューギニア
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1
西ゴロカ小学校の生徒たち 校舎外観 西ゴロカ小学校の校長先生(中央)

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

東ハイランド州政府

2)配属機関名(日本語)

西ゴロカ小学校

3)任地( 東ハイランド州ゴロカ郡ゴロカ市 ) JICA事務所の所在地( ポートモレスビー )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

西ゴロカ小学校は、東ハイランド州の州都ゴロカの西部に位置し、グレード1~8(日本の小学校1年生~中学校2年生に相当)の生徒約2,700人に基礎教育の機会を提供している大規模小学校である。パプアニューギニアの小学校では珍しく、児童の情操教育を重要視したカリキュラムを組んでおり、音楽や美術、ICTなどの授業も積極的に取り入れている。学校全体の年間予算は約2,000万円で、教職員は55名の教員と6名の事務員で構成されている。これまでにJICA海外協力隊をはじめ、海外からのボランティアを受け入れた実績は無い。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同配属先は全校生徒数が約2,700人の超大規模校でありながら教員の数が慢性的に不足しているため、1クラスあたりの生徒数が50人~70人の生徒過密状態となっており、学習効率の低下が保護者から問題視されている。東ハイランド州全体として小学校の人件費に割ける予算が不足している事から、今後も教員数を増やすことは困難な状態であり、特に算数教育を行う事ができる教員の確保が喫緊の課題とされている。更に、美術や音楽等の授業については、既存の教員は効果的な授業の実施の為のアイディアに乏しく、外部人材による新しい授業アイディアの共有により、同校の教育レベルを向上させることを目的として、今般JICA海外協力隊の要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

同僚の教員達と共に下記の活動を行う。
1. グレード7及び8(日本の中学校1年生および2年生に相当)の算数の授業を担当する。(週12コマ程度、1コマ30分~60分)
2. 他の教員に対し、100マス計算や九九など、日本の算数の授業アイディアを共有する。
3. 隊員の希望や適性に合わせ、理科や美術、音楽、ICT、体育等の、他教科の授業を担当したり、他の教員の授業の補助を実施する。
4. 生徒および保護者、教員に対し、日本文化を紹介する為のイベントを他の隊員と協力しながら実施する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

デスク、執務室スペース(職員室)、プリンター、コピー機、PAシステム(スピーカーとマイク)

4)配属先同僚及び活動対象者

【配属先同僚】
校長:男性50代、短大卒
数学教師(カウンターパート):男性30代、短大卒
その他教員:20代~60代、55人
【活動対象者】
グレード7及び8の生徒約750人

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)

[性別]:(男性) 備考:安全管理上の理由

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(教員経験)2年以上 備考:授業アイディアの紹介を行う為

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

赴任後、現地語研修(ピジン語)を行う。住居は任地内の借り上げ住宅を想定。任地は不定期な停電・断水がある。PNGにおけるJICAの協力の一部をさかなクンが紹介