2023年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL12423B21)
募集終了

国名
パプアニューギニア
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
3代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

ミルンベイ州政府

2)配属機関名(日本語)

コエアブル小学校

3)任地( ミルンベイ州アロタウ郡アロタウ市 ) JICA事務所の所在地( ポートモレスビー市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

アロタウ市は首都から南東(370Km)に位置し、ミルン湾に面した州都。人口は1.2万人。周囲はアブラヤシ農園が広がり、住民の多くがパームオイル生産や漁業に携わっている。アロタウ港にはオーストラリアやニュージーランドからの大型観光クルーズ船が入港し、観光客も多い。配属先の小学校は市内に位置し、日本の小学校1年生~中学校2年生に相当する生徒(グレード1~8)が通っている。全校生徒は約1,200名、教員数は37名の大規模な公立小学校。年間予算は約120万円。過去に3名の隊員を受け入れている。2020年3月まで小学校教育隊員が派遣されていたが、新型コロナ感染拡大により派遣が途絶えている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当国では、生徒の基礎学力の向上が重要課題となっている。背景には就学率の改善による生徒数の増加に教員数が足りていないこと、学習量が少ない、教師の指導技術の不足などの課題がある。教員は研修を受ける機会が限られているため、教師主導の授業が主流。生徒は教師からの問いかけによって考えたり、気づきを得るような機会がないまま黒板を書き移し、暗記に偏った学習となっている。配属先は教育の質の向上に向けたが対応が必要だと考えており、生徒の視点に立ったわかりやすい授業の実施による理解度向上と、同僚教員の指導スキル向上に貢献することが期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.算数教師として日本の小学校5年生~中学校1年生に相当する生徒(グレード5~7)に授業を行う。(週15コマ程度、1コマ40分)
2.算数以外に音楽、体育、図工等の他教科の支援も期待されている。(すべてをカバーする必要はなく、本人の得意科目に応じて配属先に貢献できれば良い)
3.同僚教員に現地で入手可能な材料を使った教材作成や使用方法などの授業アイディアを提案する。
4.日本の学校生活や文化などの紹介を行い、生徒や同僚教員に対して異文化理解・交流の機会を提供する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

授業用備品、技術協力プロジェクトの支援で作成された算数教科書

4)配属先同僚及び活動対象者

【配属先同僚】
校長50代女性大卒
同僚教員30名20代~50代
(グレード6までは学級担任制)
【活動対象者】
生徒1200名(1クラス約50名、各学年3クラス)

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)

[性別]:(男性) 備考:安全管理上の理由

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(教員経験)2年以上 備考:実際に授業を担当するため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

任地は不定期な停電・断水があり。住居は長期滞在者用住居を予定、同任地に他隊員が派遣された場合はシェアハウスとなる可能性あり。現地研修でピジン語を学ぶ。
PNGにおけるJICAの協力の一部をさかなクンが紹介