2023年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL12423B36)
募集終了

国名
パプアニューギニア
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1
校舎および校庭

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

東ニューブリテン州政府

2)配属機関名(日本語)

カラマナグナン小学校

3)任地( 東ニューブリテン州ココポ郡ココポ市 ) JICA事務所の所在地( ポートモレスビー市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 2.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

カラマナグナン小学校は、当国教育省が定める国内の教育機関の規模を示す指標であるSchool Classification Systemにおいて、小学校の最大規模であるLevel8に分類され、グレード3~8(日本の小学校3年生~中学校2年生に相当)の生徒1,325名(2022年12月時点)に対し基礎教育の機会を提供している。同校の年間予算は約2,000万円で、40名の教員が配属されている。これまで他国からのボランティアの受け入れ実績はないが、JICA海外協力隊(職種:小学校教育)が2015年と2017年に配属され、オリジナル教科書(算数と理科)の制作等を実施した。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当国の中等教育(グレード7~8)では初等教育(グレード3~6)と異なりクラス担任制ではなく教科担任制が一般的である。カラマナグナン小学校は国内最大規模の生徒数であることから1学年あたりの学級数も多く、中等教育への過渡的クラスとしてグレード6より教科担任制を導入している。教科担任制は各教科について深い授業展開を行えるメリットがある反面、各教科の専任教員の数を揃える事が難しく、同校も慢性的な教員不足が課題の一つとなっている。また、現状の授業も生徒に板書させるのみの一方向的な授業に終始しており、特に理科・算数に関しては既存の教員のレベルの向上も喫緊の課題として認識されているため、研究授業や教材開発等のアイディアを共有し、授業の質を向上させることを目的としてJICA海外協力隊の要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.日本の小学校6年生~中学校2年生相当の生徒(グレード6~8)に対し、算数および理科の授業(週15コマ程度、1コマ30~40分)を担当する
2.100マス計算ドリルや九九、特殊な器具が無くても実施できる理科実験など、日本の教育現場の手法を各授業に導入すると共に、同僚教員に対してモデル授業の実施による教材紹介を行う
3.他の隊員と協力し、日本の小学校や生活の様子等の紹介を行うなど、生徒や同僚教員に対して異文化理解・交流の機会を提供する

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

基礎的な授業用備品(黒板やチョーク)、机、椅子

4)配属先同僚及び活動対象者

【配属先同僚】
校長1名40代男性、他教師39名

【活動対象者】
Grade3~8(日本の小学3年生~中学2年生相当)の生徒1,325名

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)

[性別]:(男性) 備考:安全対策上の理由

[学歴]:(短大卒) 備考:当国の小学校教員の採用条件

[経験]:(教員経験)2年以上 備考:実際に授業を担当するため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

赴任後、現地語研修(ピジン語)を行う。住居は配属先提供の職員住居を予定。今後、他職種の隊員が配属先に派遣された場合はシェアハウスとなる可能性がある。任地は不定期な停電・断水がある。