2025年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL12425B03)
募集終了

国名
パプアニューギニア
職種コード 職種
G102 環境教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
3代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2026/2 ・2026/3 ・2027/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

ミルンベイ州政府

2)配属機関名(日本語)

アロタウ市役所(保健環境課)

3)任地( ミルンベイ州アロタウ郡アロタウ市 ) JICA事務所の所在地( ポートモレスビー )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

アロタウ市は首都から南東(370Km)に位置し、ミルン湾に面した州都。人口は1.2万人。周囲は海とアブラヤシ農園が広がり、住民の多くが漁業やパームオイル生産に携わっている。市内にある港にはオーストラリアやニュージーランドからの大型観光クルーズ船が入港するなど観光地としても知られている。配属先はアロタウ市内中心部に位置し、市民に対して保健、廃棄物処理、自然環境保護などに関連する行政サービスを提供している。職員数は30名、年間予算約110万円。現在、JICA海外協力隊(環境教育)が活動中。活動の様子はこちら 任地(アロタウ市)の様子。

【要請概要】

1)要請理由・背景

アロタウ市では、自然環境の保全と観光産業の振興を目的として、街の美化活動に取り組んでいる。一方で、人口増加および都市化の進行に伴い、ごみの排出量が増加しており、ごみ処理能力の向上および排出量の削減が課題となっている。 この課題に対し、行政による対応には限界があり、排出者である住民の協力が不可欠である。配属先では、住民のごみ問題および分別に関する理解を促進するため、市内の小学校、保育園、地域コミュニティに対して出前講座を実施している。 しかし、ペットボトルや食品パッケージのポイ捨て、不法投棄などが依然として発生しており、住民の行動変容を促すための長期的な支援が必要とされている。海岸に広がるゴミの様子

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

配属先の同僚(シニア保健環境オフィサー)と連携し、以下の活動を実施する予定。
1. アロタウ市内の教育機関(小学校3校、保育園5か所)を対象とした巡回型の環境教育指導。
2. 住民を対象とした3R(リデュース・リユース・リサイクル)推進に向けた啓発活動およびキャンペーンの企画・実施支援。
3. 配属先の同僚および学校教員に対する、環境教育に関する啓発活動の実施および能力向上支援(広報ツール作成に関する助言等を含む)。
4.現在実施中の技術協力プロジェクトと連携し、アロタウ市における活動の支援が期待されている。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

執務室、机、椅子、プリンター

4)配属先同僚及び活動対象者

【配属先同僚】
シニア保健環境オフィサー40代男性、同僚30名(30~50代)
【活動対象者】
アロタウ市内の保育園・小学校に通う児童や市民。

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(男性) 備考:安全対策上の理由

[学歴]:(専門学校卒) 備考:同僚との学歴バランス

[経験]:(    ) 備考:

[汎用経験]:

 ・環境関連活動の経験や知識

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

赴任後、現地語研修(ピジン語)を行う。住居は同じ任地の隊員と共同利用するシェアハウスで、各自に個室が用意されます。任地では不定期に停電・断水が発生する。
当国におけるJICA海外協力隊の活動の様子。