2025年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL12425B04)

国名
パプアニューギニア
職種コード 職種
G101 青少年活動
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2026/1 ・2026/2 ・2026/3 ・2027/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

東ハイランド州政府

2)配属機関名(日本語)

西ゴロカ小学校

3)任地( 東ハイランド州ゴロカ郡ゴロカ市 ) JICA事務所の所在地( ポートモレスビー )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

西ゴロカ小学校は、東ハイランド州の州都ゴロカの西部に位置し、グレード1~8(日本の小学校1年生~中学校2年生に相当)の生徒約2,700人に基礎教育の機会を提供している大規模小学校である。パプアニューギニアの小学校では珍しく、児童の情操教育を重要視したカリキュラムを組んでおり、音楽や美術、ICTなどの授業も積極的に取り入れている。学校全体の年間予算は約2,000万円で、教職員は55名の教員と6名の事務員で構成されている。これまでにJICA海外協力隊をはじめ、海外からのボランティアを受け入れた実績は無い。任地(ゴロカ市)の様子。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当国において英語は公用語となっているが、日常的には英語に近いピジン語や部族語など、多言語が使用されている。英会話を通じた意思疎通には問題ないが、文章の読み書き、文章読解が出来ない生徒が多いことから、英語での文章や文章問題の理解力の向上に貢献することが期待されている。また、初等教育で培われる基礎学力(読み・書き・四則計算)、数や図形などの概念の理解不足が、中等教育以降にも影響を及ぼしているため、外部人材による新しい授業アイディアの共有により、同校の教育レベルを向上させることを目的として、JICA海外協力隊の要請に至った。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

青少年の異文化交流促進、また、生徒が興味を持てる授業を実施し、読解力や文章力の向上を目指す。
1. グレード1~8(日本の小学校1年生~中学校2年生に相当) の生徒対し、英語の授業を行う(授業数、学年等は赴任後、隊員の経験、得意分野を考慮し配属先と隊員の間で協議して決定する)
2.配属先の希望や隊員の適性に合わせ、小学校低学年レベルの算数や理科、美術、音楽、ICT、体育等の授業を実施する (未経験分野は学びながら実践で対応可能)
3.生徒や同僚教員に対して異文化理解・交流の機会を提供する先輩隊員の交流授業の様子。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

執務室スペース(職員室)、プリンター、コピー機

4)配属先同僚及び活動対象者

【配属先同僚】
校長:男性50代、副校長女性50代
同僚教員:20代~60代、55人
【活動対象者】
グレード1~8の生徒約200人

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(教諭免許(校種・教科不問))

[性別]:(男性) 備考:安全管理上の理由

[学歴]:(大卒) 備考:学歴社会のため

[経験]:(指導経験)2年以上 備考:実際に授業を担当するため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(15~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

赴任後、現地語研修(ピジン語)を行う。任地は不定期な停電・断水がある。当国におけるJICA海外協力隊の活動の様子。