2025年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL12425B05)
募集終了

国名
パプアニューギニア
職種コード 職種
G157 日本語教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
6代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2026/1 ・2026/2 ・2026/3 ・2027/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

高等教育研究技術省

2)配属機関名(日本語)

ゴロカ大学

3)任地( 東ハイランド州ゴロカ郡ゴロカ市 ) JICA事務所の所在地( ポートモレスビー )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

ゴロカ大学は東ハイランド州唯一の国立大学であり、人文学部、教育学部、職業訓練学部、科学技術学部の4学部および大学院大学で構成され、ハイランド地域の高等教育を担うPNGを代表する大学の一つである。人文学部には言語学科、社会科学学科、民族環境開発学科、ビジネス学科等があり、言語学科ではアレカノ語(ゴロカ地方の現地語)、日本語、フランス語、インドネシア語、中国語のコースを開講している。大学全体の年間予算は約8億円で、言語学科には約200万円(人件費を除く)が割り当てられている。これまで2002年から2020年にかけて5代にわたり断続的にJICA海外協力隊の日本語教師隊員が派遣されていた。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同大学では日本語科目が学部を横断する選択科目として定められており、将来観光業での就職を希望する学生、アニメ等の日本のコンテンツに興味がある学生を中心に人気のコースとなっている。講義内容は上級者クラスであってもJLPT-N5レベルの基礎的な内容に留まっている。2020年に最後のJICA海外協力隊が帰国して以来、日本語を教えることができるスタッフがおらず、外部講師を雇い継続してきたが、2023年度第2学期からは外部講師の確保も困難となり休講状態となっている。現在も日本語コースの開講が強く希望されており、高度なレベルの授業ではなく、異文化理解の促進のできるネイティブの講師が期待され本要請に至った。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

1. 日本語コースを履修する学生約60名に対し、レベルごとの授業を実施する。(週8-12コマ/4コマx2-3コース)
※隊員の希望や適性によりコマ数は変更可能。赴任後に配属先と相談しながら決定する
2. 初級者クラス(レベル1:日本語初学者)から上級者クラス(レベル4:JLPT-N5レベル)までのシラバスに対し、内容を改善するためのアドバイスを行う
3. 学生および教職員を対象とした日本文化紹介イベントを企画・実施する
4. 他言語講師と協力し、オープンキャンパスイベントを開催する
5. 必要に応じて学部運営会議に参加し、運営改善のためのアドバイスを行う

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

日本語教材(『みんなの日本語』、『げんき』、『日本語でビジネス会話初級編』、他多数)、教室、執務スペース、デスク、デスクトップパソコン、プリンター、コピー機、スキャナー、プロジェクター、テレビ、DVDプレイヤー

4)配属先同僚及び活動対象者

【配属先同僚】
学科長:50代男性、大学院卒
カウンターパート:60代女性、大学院卒(学科長、日本語不可)
その他教員及び事務スタッフ:20代~60代14名、大卒
【活動対象者】
日本語コース履修生約60名

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(日本語教育に関する資格)

[性別]:(男性) 備考:安全管理上の理由

[学歴]:(大卒) 備考:大学教員の採用条件

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:シラバスの改善提案のため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

赴任後、現地語研修(ピジン語)を行う。任地は不定期な停電・断水があり。住居は配属先提供住居を予定。なお、配属先に他隊員が派遣された場合はシェアハウスとなる可能性あり。当国におけるJICA海外協力隊の活動の様子。