2025年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL12425B06)
募集終了

国名
パプアニューギニア
職種コード 職種
C103 野菜栽培
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2026/1 ・2026/2 ・2026/3 ・2027/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

東ハイランド州政府

2)配属機関名(日本語)

東ハイランド州農業畜産局

3)任地( 東ハイランド州ゴロカ郡ゴロカ市 ) JICA事務所の所在地( ポートモレスビー )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

東ハイランド州農業畜産局は、稲作および青果の栽培を中心とする農家に対する技術支援、マーケティング支援、淡水魚養殖農家支援の三事業を柱とし、州内1,000を超える小規模農家を支える行政機関である。東ハイランド州の気候や地質を活かした高品質な野菜類は、首都ポートモレスビーにも出荷され、各地のマーケットで販売されている。配属先の年間予算は約1億円で、現在13名の職員が所属している。同農業畜産局には1995年~2009年にかけて10名のJICA海外協力隊(稲作、野菜栽培、養殖、畜産)が派遣されていた。現在、2024年から野菜栽培隊員が活動しており、営農収支調査、技術確認圃の設置、土壌改良や病虫害抑制等に取り組んでいる。任地(ゴロカ市)の様子。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同配属先は州内1,000を超える小規模農家に対し、収入向上や農家自身の栄養状態改善を目的として、青果や米の栽培指導や、マーケット拡大のための様々なアドバイスを行っている。配属先のエクステンションオフィサー(農家グループのリーダーを指導する職員)は稲作農家・青果農家それぞ500農家のグループに対し1名のみとなっており、零細農家に対するきめ細やかなフォローはできていない。また、新規作物の導入や市場志向型のマーケット開拓について、新しいアイディアを捻出する事が不得手である。そのような現状に対し、既存作物の栽培技術・知識の向上や、新規作物の導入推進、また、ビジネスとしての農業の推進を目的とし、JICA海外協力隊が要請された。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

配属先の同僚(野菜・果樹プログラムオフィサー)と協力し下記の活動を行う
1. 作物の利益計算と価格設定、作物の育成やビジネスプランにかかる農家への研修実施
2. 農家と市場を結びつけるバリューチェーンシステム構築にかかるアイデアの提供
3. 果物と野菜の持続可能な生産とマーケティング分野での助言
4. 海外の輸出市場を視野にいれた野菜や果物の品質管理にかかる助言

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

公用車1台(隊員は運転を行いません)、執務スペース、デスク、精米機(韓国・LEEHWA社製)

4)配属先同僚及び活動対象者

【配属先同僚】
局長:男性50代、大卒
青果プロジェクト、マーケティング担当職員(カウンターパート):女性30代、大卒
その他職員:11名20代~50代
【活動対象者】
州内の零細農家約1,000名

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(男性) 備考:安全管理上の理由

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:農業現場を理解した指導が必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

赴任後、現地語研修(ピジン語)を行う。任地は不定期な停電・断水がある。住居はシェアハウスとなる可能性がある。当国におけるJICA海外協力隊の活動の様子。