2025年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL12425B08)
募集終了

国名
パプアニューギニア
職種コード 職種
G101 青少年活動
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2026/1 ・2026/2 ・2026/3 ・2027/1
交流授業の様子 交流授業の様子 ソゲリ小学校全景 ソゲリ小学校全景 ソゲリ小学校全景

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

セントラル州政府

2)配属機関名(日本語)

ソゲリ小学校

3)任地( セントラル州ヒリコイアリ郡ソゲリ ) JICA事務所の所在地( ポートモレスビー )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

首都ポートモレスビーから北東約40㎞に位置する、観光地ココダトレイルの入口にあるソゲリ村に位置し、日本の小学校3年生~中学校2年生に相当する生徒(グレード3~グレード8)が通っている。全校生徒は約440名、職員数は16名の中規模な公立小学校。年間予算は約360万円。
同校および学校関係者は、JICAの技術協力プロジェクト「理数科教育の質の改善」、「初等理数科教員養成校強化」(2022.9~2026.3)に関わっており、配属先におけるJICAの認知度は高い。現在、1名のJICA海外協力隊(職種:小学校教育)が活動中。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当国では生徒の基礎学力の向上が重要課題となっている。背景には生徒数の増加に対する教員数の不足、生徒の学習量が少ない、教員の指導技術不足などの課題がある。教育省は授業の質の向上による生徒の学力向上に向けて教員研修を行っているが、その機会は少なく、参加者も限られているため、以然として教師主導の授業が主流となっており、生徒は教師からの問いかけによって考えたり、気づきを得るような機会がないまま板書を書き写し、暗記に偏った学習となっている。前任者は、グレード3のクラスの英語と理科(環境問題)の授業を担当し、生徒の視点に立って気づきを与えらえる授業の実施や日本の小学校との交流授業の実施を通じて、基礎学力の向上及び生徒の国際理解の促進を支援している。前任者の活動の様子はこちら

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

青少年の健全育成に寄与するために、以下の活動を行なう。
1.英語教師として、日本の小学校3年生~6年生のいずれかのクラスの授業を行う。(週15コマ、1コマ40分) 4線ノートを用いて、段階的に筆記力と読解力の向上を支援する。
2.同僚教員及び近隣校の教員が、生徒の能力に応じた授業運営や指導方法を行えるようにサポートを行う。
3.可能な範囲で、理科の授業の中で環境をテーマにした学び(ゴミ、リサイクル、自然保護や、小学校低学年の算数支援なども期待されている。
4.生徒や同僚教員に対して異文化理解・交流の機会を提供する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

授業用備品、技術協力プロジェクトの支援で作成された算数教科書

4)配属先同僚及び活動対象者

【配属先同僚】 校長40代女性、同僚教員16名20代~50代(学級担任制)
【活動対象者】担当クラスの生徒30~40名、小学3年生~小学校6年生(Grade3~6)のいずれかの学年の1クラスの英語のコマを担当予定。

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(教諭免許(校種・教科不問))

[性別]:(男性) 備考:安全対策上の理由

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(指導経験)2年以上 備考:授業を行うため。

[参考情報]:

 ・指導経験は学習塾などでの経験を想定。

 ・教員経験があると尚可。

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

赴任後、現地語研修(ピジン語)を行う。住居は同じ任地の隊員と共同利用するシェアハウスで、各自に個室が用意されます。
任地では不定期に停電・断水が発生する。
当国におけるJICA海外協力隊の活動の様子。