2025年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL12425B09)
募集終了

国名
パプアニューギニア
職種コード 職種
G159 数学教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2026/1 ・2026/2 ・2026/3 ・2027/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

ソゲリ国立高等学校

3)任地( セントラル州ヒリコイアリ郡ソゲリ ) JICA事務所の所在地( ポートモレスビー )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

任地は首都ポートモレスビーから北東約40kmに位置し、第二次世界大戦の歴史を今に伝えるココダトレイルや、生物多様性に富むバリダラ国立公園を有する地域。配属先は国内に6校ある国立高校の一つで、全国から選抜された成績優秀な生徒が入学する全寮制高校。日本の高校2~3年に相当するグレード11~12の生徒が在籍。全校生徒約700名、教員約30名、年間予算約5,000万円。理数系から人文社会系まで幅広い教育課程を展開。1980~2006年には日本語教育分野でJICA海外協力隊やJICA専門家が派遣された。日本語以外の分野では、今回が初めての支援となる。

【要請概要】

1)要請理由・背景

教育省は学校教育の質の向上に向けた取り組みを行っているが、生徒数の増加による教室不足、教員不足および教員の指導スキルの不足など、多くの課題がある。配属先は国立高校として、質の高い教育の機会の提供を目指しているが、教師主導の授業が主流となっており、生徒は教師からの問いかけによって考えたり、気づきを得るような機会がないまま板書をノートに書き写し、暗記に偏った学習となっている。隊員の支援を通じて、生徒の視点に立ったわかりやすい授業の実施による理解度向上と同僚教員の指導スキル向上に貢献することが期待されている。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

数学教師の一員として、他の同僚教師と連携して以下の活動を行う。
1.日本の高校2年生~高校3年生に相当する生徒に授業を行う。
2.同僚教員を対象に、授業研究等を通じて生徒の能力に応じた授業運営や指導方法の向上を支援する。
3.配属先と協働して、教材・補助テキストなどを作成する。
4.日本の学校生活や様子などの紹介を行い、生徒や同僚職員に対して異文化理解・交流などの機会を提供する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

共同執務室、机、椅子、プリンターなど

4)配属先同僚及び活動対象者

【配属先同僚】
校長50代男性、同僚教員30名(うち数学教科主任 40代女性とほか理数教員5名を含む)

【活動対象者】
グレード11~12の生徒約700名

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(中学校又は高等学校教諭(数学))

[性別]:(男性) 備考:安全対策上の理由

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(指導経験)3年以上 備考:実際に授業を担当するため。

[参考情報]:

 ・指導経験の対象は、中高生を想定。

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

任地は不定期な停電・断水があり。住居は長期滞在者用住居を予定、同任地に他隊員が派遣された場合はシェアハウスとなる可能性あり。現地研修でピジン語を学ぶ。PNGにおける海外協力隊の活動を紹介