2025年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL12425B10)
募集終了

国名
パプアニューギニア
職種コード 職種
G151 PCインストラクター
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2026/1 ・2026/2 ・2026/3 ・2027/1
学校入口 PC教室入口 PC教室内部 PC教室内部 PC教室内部

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

ソゲリ国立高等学校

3)任地( セントラル州ヒリコイアリ郡ソゲリ ) JICA事務所の所在地( ポートモレスビー )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

任地は首都ポートモレスビーから北東約40kmに位置し、第二次世界大戦の歴史を今に伝えるココダトレイルや、生物多様性に富むバリダラ国立公園を有する地域。配属先は国内に6校ある国立高校の一つで、全国から選抜された成績優秀な生徒が入学する全寮制高校。日本の高校2~3年に相当するグレード11~12の生徒が在籍。全校生徒約700名、教員約30名、年間予算約5,000万円。理数系から人文社会系まで幅広い教育課程を展開。1980~2006年には日本語教育分野でJICA海外協力隊やJICA専門家が派遣された。日本語以外の分野では、今回が初めての支援となる。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当国では、大学入学に必要な最終試験(National Exam)にICT科目が選択科目として導入されており、ICTを指導できる教員の需要が年々高まっている。しかし、同校のICT教員は2名のみで、生徒に十分な教育を提供できていない。以前は、PC教室のコンピュータは管理が不十分で、故障やウイルス感染が頻発していたが、2024年にコンピュータの入れ替えが実施されICT授業の環境が改善された。毎年入学する生徒の多くはPC操作の経験がなく、隊員にはPC初心者への指導や日本の指導方法の紹介などが期待されている。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

ICT教師の一員として、他の同僚教員と連携して以下の活動を行う。
1.高校2年~高校3年に相当する生徒に対し、ICTクラスの授業( PCの基本操作、Word、Excel、Access(初級程度)、Web関連、国家試験対策)を実施する。
2.同僚教師を対象に、PC機器およびソフトウェアの使用方法などのスキル習得支援を行う。
3.日本の学校生活や様子などの紹介を行い、生徒や同僚職員に対して異文化理解・交流などの機会を提供する。
※PC教室内のネットワークは教育省の専門スタッフが管理・メンテナンスしており、隊員の対応は不要。PCの修理知識があれば望ましいが、機材は最新で専用スタッフが対応するため必須ではない。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

PC教室(エアコン完備) 2クラス、 PC(OS:Windows11、オフィス365) 1室あたり35台(計70台)、UPS約50台、学内向けサーバー、プリンターなど。

4)配属先同僚及び活動対象者

【配属先同僚】
校長50代男性、同僚教員30名(うちICT技術科主任30代男性とほかICT教員1名、電気技術教員2名を含む)
【活動対象者】
生徒約700名、うちICT科目を選択者は約80名(但し、年度によって異なる)

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(ITレベル1以上(ITパスポート等))

[性別]:(男性) 備考:安全対策上の理由

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

任地は不定期な停電・断水があり。住居は配属先の職員住居を予定、同任地に他隊員が派遣された場合はシェアハウスとなる可能性あり。現地研修でピジン語を学ぶ。PNGにおける海外協力隊の活動を紹介