【配属機関概要】

3）任地（ ホニアラ ） JICA事務所の所在地（ ホニアラ ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 徒歩 で 約 0.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

配属先は1956年にカソリック教会によって設立され、現在は首都ホニアラ市立となっている公立の小学校である。首都ホニアラの西部地区に立地し、同敷地には中等学校が併設されている。全6学年の全校生徒数は620名、男子320名、女子300名である(中等学校は全生徒約600名)。教職員は計23名(女性18名、男性5名)、他に用務員が2名。各学年は2クラスまたは3クラスで、1クラスは約35名である。教育省から配布される教科書は十分ではないため、複数の生徒で共用しているのが現状である。教室の他に屋根のある体育館兼多目的ホールがあり、集会や、体育の授業に使われている。

【要請概要】

1）要請理由・背景

国全体として基礎計算能力や図形理解等に関する能力不足が課題となっているが、早い段階で興味を持ち、能力を開発するためにも若年層への効果的なアプローチによる底上げと、その為の教員の能力向上が必要となっている。同時に生活習慣病などの健康問題に対する教育や運動指導を適切におこない、問題意識の啓発と、心身の健康な発育を促すためにもより充実した体育指導(健康指導を含む)が必要である。ソロモンの小学校では一人の教員がすべての教科を指導するが、高学年の算数や、体育に関して苦手意識のある教員も多い。これらの教科における現地同僚教員の指導力向上が強く求められているため、本要請に至った。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

1.算数の授業を担当し、同僚教員の指導能力向上と生徒の基礎学力向上をめざす。 2.1の活動に加え、可能な範囲で体育(健康指導含む)の授業をおこなう。
3.指導力向上のための教員向けワークショップなどをおこない、教員のレベルアップを図る。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

執務机・椅子、教科書、参考資料、スポーツ用具(ネットボール、サッカーボール)、体育館

4）配属先同僚及び活動対象者

校長:1名(40代男性) 教員:23名(女性18名、男性5名)、用務員2名。
児童約620名(男子320名、女子300名)。

【資格条件等】

【地域概況】

【特記事項】

任地での現地語学研修では、英語を使用して現地共通語(ピジン語)を学習する。