【配属機関概要】

3）任地（ マライタ州アウキ市 ） JICA事務所の所在地（ ホニアラ市 ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 飛行機 で 約 1.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

配属先は、児童数約380名、教職員14名の、アウキ港から徒歩10分程度のアウキ市中心部に立地する小学校である。新しい2階建ての校舎と、改装中の旧校舎で授業を行っている。なお近隣には幼稚園、及び中高校も併設されている。ほぼすべての生徒がギゾ周辺の住人で、毎日徒歩で通学している。各学年は25名～35名の2クラス制。年間予算は、約320万円で、授業料や政府からの助成金で賄われている。

【要請概要】

1）要請理由・背景

ソロモンでは国全体として基礎計算能力の不足が課題であり、若年層世代からの能力向上への取り組みが不可欠となっている。その解決策として、初等教育課程における教員の指導能力向上が求められている。当配属先からは、特に算数、理科を中心とした教科活動をおこなうことのできる隊員の要請が挙げられた。また目の前にはアウキ市のグラウンドがあり、体育授業に使用可能。なお首都ホニアラや他州にも数学教育隊員、体育隊員、小学校教育隊員の派遣があり、連携した活動も期待できる。

2）予定されている活動内容（以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます）

1.配属先と相談の上、算数、理科、いずれかの教科を主担当する
2.同僚教員の算数や理科の授業作りに協力し、助言を行う
3.指導力向上のためのワークショップなどを同僚教員と共に行い、同僚教員のレベルアップを図る
4.上記に加え、可能な範囲で、体育授業への助言を行う

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

執務室、教科書、指導書、講堂兼体育館、バレーボール、市営グラウンド、

4）配属先同僚及び活動対象者

校長:1名(50代男性 ※90年代に日本で短期研修経験あり) 教員:13名(女性9名、男性4名)
児童約381名(女子179名、男子202名)

【資格条件等】

【地域概況】

【特記事項】

生活使用言語はピジン語。赴任時の現地語学研修では、英語を使用して現地共通語(ピジン語)を学習する。