【配属機関概要】

3）任地（ ウェスタン州ギゾ市 ） JICA事務所の所在地（ ホニアラ市 ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 飛行機 で 約 1.5 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

配属先であるギゾ中高校は、小学校、中高校からなる通学制の学校である。中高校は、日本の中学1年(Form1)から高校3年(Form6)にあたる6学年、合計約500名の生徒が在籍している。1クラスの人数は40名程度で、学年によって異なる。教員数は全30名、各学年40分の授業が1日8コマあり、授業時間は8:30～13:30である。2019年4月まで青年海外協力隊(理科教育)が活動していた。

【要請概要】

1）要請理由・背景

ソロモンでは、学校体育は必修科目では無く、授業後に週1回スポーツの時間を設け、ボールゲームを実施する程度の学校が多い。教師の中には、スポーツマスターと呼ばれるスポーツ用具・施設の管理やプログラムの実施を担当する職員がいるが、自身が経験したことのあるスポーツしか実施できず、各種の運動を通じた子どもたちの心身の成長や健康増進、体力向上といったねらいを持った体育授業を行うことができない。しかし国立大学にて体育教員養成が始まるなど、体育授業を通じた青少年の健全育成と健康教育への期待が高まっている事から、今回の要請に至った。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

スポーツマスター及び同僚教員と協力し、以下の活動を行う。
1.中高校(Form1-Form6)の生徒に対し、1日1-2コマ程度の体育授業を行う
2.校内の球技大会、運動会などを企画・運営する
3.スポーツマスター及び教員向けの保健・体育授業実施マニュアルの作成など、指導能力強化を支援する

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

教室、職員室、グラウンド、講堂兼体育館、ボール等(サッカーボール、ネットボール、バレーボール)、

4）配属先同僚及び活動対象者

同僚教員30名:(内スポーツマスター1名)
生徒約500名(Form1-Form6)

【資格条件等】

【地域概況】

【特記事項】

生活使用言語はピジン語。赴任時の現地語学研修では、英語を使用して現地共通語(ピジン語)を学習する